ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

愛馬カブリン奇跡の復活大作戦の巻

〜前回までのあらすじ〜

前回スーパーカブをメンテしたのははや3年前。

pippirail.hatenablog.com

結局コロナが長引いて使われないままになってたのだが、そこへ一名の村人が名乗りを上げたのだった。

「カブリンをぜひ譲って欲しいっ!」

「ぐぬぬっ、それならボクがカブリンを再び動くようにしてやらないとっ!」

ということで、カブリン復活計画が始動するのだった。

劣化の嵐

ハンドルカバーもレッグシールドも劣化してるんですよね

「表面がひび割れてて、撫でるとカサカサとフケが落ちる始末。」(´・ω・`)ショボーン

すっかりどこから外せば良いのか忘れてる…

まずはレッグシールド外してと

フィルターはずして

ワイヤー引っこ抜くとキャブレターが外せる

「ぎゃ、エアフィルターから伸びてる謎パイプ抜こうとしたら、根本から折れたんですけど…」(´・ω・`)ショボーン

外したキャブレターをお掃除。

「でもそんな汚れてないな…」

そういえば前回掃除してからほとんど動かしてないや。

そして同時進行で電装系の確認。

「ぐぬぬっ、テールライトつかないと思ったら、劣化してLEDがバラバラ死体になっていた事件!」

フィラメント切れない代わりにバラバラになってるってどういう事?

これはストックがあるから交換してと

「あれ?すんなりエンジンかかったよ。」

なんかボクらしからぬ展開。

「怪しい…ここに落とし穴があることはわかってるんだっ!」(`・ω・´) シャキーン

でもバッテリーが死んでるのと、このエアフィルターのジョイントも劣化して硬くなっちゃってるんです。

ブローバイの根本も折っちゃったし…

タイヤは交換したいけど、ハメ直すの面倒くさいんですよね。

ということで、モノタロウとamazonと駆使して部品注文へゴーだっ

リフレッシュ作戦

まずはこの劣化したゴム。

「全然外れないんですけど。」

硬くて何一つ外れないので切開手術する羽目に。

そしてランプ交換したら、今度はブレーキランプ点きっぱなしなことが判明したブレーキ機構。

「まずい、このままでは秘密警察に整備不良で目をつけられてしまうっ!」

そしてググってみると

「どうも古文書によると、この辺にブレーキランプスイッチが一枚噛んでるらしい。」

「スイッチは新品に交換しておこう。」

例の劣化ゴムは外したは良いけど嵌めるのも大変だった。

「ゴムゴムのパーツを温泉♨️で温めて、ふやけて油断したところを一気にはめる作戦だっ。」

※油断で軟化するわけではありません

大体あちこち折れてもらっちゃ面倒なんですけどっ!

「これで良いか?」

エンブレムは新しいパーツに移植しましたっ!

「裏がクイックナットのはめ殺しで外す際に折れちゃったので、削ってビス止めに換装しました。」

メッキ部分はコンパウンドで磨いて、エンジンも絶好調な完璧な仕上がりですっ!

呪いの薪ストーブ〜死のドラゴンブレスから奇跡の復活の巻 The final

〜前回までのあらすじ〜

呪いにまみれた薪ストーブ。そのコアは長年のドラゴンブレスに焼き尽くされた結果、崩壊の憂き目に遭ってしまう。

その世界の崩壊をなんとか巻き戻そうと立ち上がったライル一行は、新たなる二次燃焼室コアを異世界USから召喚し、長い激闘の末ついにコア交換に成功するも…

「くっ、ライルランドにおいて今年度初の戦死者がでてしまうとはっ!おのれぇぇ!」

断頭台のアウラ

「二次燃焼室さえ直ったら、あとはガスケット付け替えて、キャタリティックコンバスター差し替えるだけ。何度もやっている楽勝作業なんですよっ。」(`・ω・´) シャキーン

まずこの二次燃焼室への吸い込み口のスロートが、ドラゴンブレスでへたってきてるので交換してと。

しかし繋がってたスロートの口鉄が、ドラゴンブレスの烈火喰らって焼き切れてますね…

そしてスロートの上に位置するダンパー周りは、外に出してお掃除とガスケット付け替えしようかと。

「お、こっちはボルト止めなのか。じゃバシッとインパクトで外してしまおう。えいっ!」

グニュ

「えっ?外れた?」

ポロリ

「はっ?ぼ、ボルトのお頭ぁぁぁ!」

何も考えずにインパクトで回したら、ボルトが首無しゾンビ兵として立ちはだかってるんですけど…((((;゚Д゚)))))))

「くっ、おのれぇぇ!このやり口は、魔王直属の『七崩賢断頭台のアウラ』の仕業に間違いないっ!なんて無慈悲で非道なことをっ!ボルトのお頭の仇は絶対にとるっ!」

※いや、さっき力任せにインパクトで回しましたよね

ても折れちゃった以上、このダンパー取り付けられないし、常時直結になっちゃって燃やせないんですけど…

「アウラはフリーレン様に任せて、この首無しボルトはもう諦めるしかないのか…ダメ元でもう一度ボルト穴作ってみるか…」

でも鉄鋼ドリルすぐ鈍っちゃうんですよね。

「でもこの凸凹面のセンターに、垂直穴をあけるなんて芸当ができるのは…。うわぁぁぁボクには無理だぁぁぁ」

もう冬将軍の追っ手の来ない温暖の地に逃げるしかない。

だが、ふとライルは思い出した。

「はっ!こんな事もあろうかと超硬ダイヤモンドホイール買っておいたんでした。今こそボクの新スキル、『ドリルの刃を研ぐ魔法』を見せる時だっ!」

でこれをドリルチャックに加えて回転させて、角度保ってドリル歯を押し付けると。

なんか見よう見まねでやった割に、意外と良い感じに研げてる気がする。

「まさかの快削っ。ボクは天性のドリル職人なのか?」

研いだらめちゃくちゃドリルが食い付くんですけど。

「今まで何本もの鉄鋼ドリルを買い直したのに、ドリルの切れ味にこんな秘密が隠されていたとはっ!」

そうしてあけた下穴に、タップでネジ穴再生して、やっと史上最悪の危機的状況を脱したのだった。

ガスケット取り付け

さて、錆び取りやらガスケットの古いセメント取り除いたりしたついでに、転がってたサビサビ道具も錆び取りしましたよ。

あとはセメント塗り直して、ガスケット貼り付けるだけ。

「この薪ストーブ補修用のチューブ入り耐火セメントも新品買ったら粘度が全然違うんですけど。以前もってたのは最初から劣化してたとは…」

本体側も掃除してからぐるりとセメントでガスケットを貼り直し。

垂直方向は暫く仮押さえておけば良いよね。

二次燃焼室のエアー調整機構を組み付けてと。

あとは新品のキャタリティックコンバスター納めて、新品の蓋に付け替えれば完全に二次燃焼室の再生が完了ですっ。

テスト燃焼開始っ

「新生Intrepid II誕生っ!」

これでいけるよね。

「聖なる炎の精霊よっ!信心深く働き者の我らに灯火をっ!」

今年も冬将軍到来ギリギリで、薪ストーブ着火に漕ぎ着けましたっ!

「おおお、二次燃焼室の裏に積み上がってた灰を全部かき出したし、ダンパー切り替えてからの二次燃焼がすこぶる快適ですっ!」

呪いの薪ストーブ〜死のドラゴンブレスから奇跡の復活の巻

〜前回までのあらすじ〜

冬将軍との決戦に備え、薪ストーブのメンテナンスに取り組むライル一行。

たがその作業中、薪ストーブ本体に重大な欠陥が生じていることを発見したのだった。

「くっ、このまま冬将軍に蹂躙されてしまう。絶滅の道しかライルランドには残されていないのかっ?」

だが、諦めかけたその時

闇の武器商人「お客さん!ここだけの話、良い出物ありまっせ。」

「なにっ!」

「ただし、ちぃーっとばかし値が張りますけどな。くっくっくっ。Interpid II のパーツなら諸々合わせて...」

ゴクリッ

「6万5000ゴールドでどうでっしゃろ?もちろんUSドルで」

「くっ、背に腹は変えられないっ。おいちゃん、それくださいっ!」

「あ、送料もお客さんにつけときますさかい。毎度おおきに。」

「しまった!」

二次燃焼室への道

スライド煙突外して

「あー、この煙突接続部のガスケットも取れかけてるし、そろそろ交換しないと...」

そして二次燃焼室のスロート外す

「この鋳鉄のスロートも死のドラゴンブレスの直撃を喰らって、もうボロボロなので新品を注文しておいたのですっ。しかしドラゴンブレスどれだけの火力なんだ...」

その奥には問題の二次燃焼室が。

裏に手が回らないのでこの100キロオーバーのこのオーパーツ全体をなんとか動かさないと…

「はっ、ライル閃きましたっ!車のジャッキで浮かせばっ!」

「おお、動いたっ!」

これだけ大きく動かすのは実は設置以来のことだったりします。

やっと作業環境が整ってきたので、自家製サイクロンで灰を吸い取ってと。

ここから先はまだ分解したことない禁断の領域。

「このナットをラチェットで外せば良いのかっ?」

そうすると二次燃焼室の仕切りが外れて耐火壁が全貌を現したっ。

「なんかケイカルっぽいような、ロックウールのような質感なんだけど、すでに熱でボロボロなんですよね...」

固着したビス

さてこれが今回のメインディッシュ。

国内調達難しそうなので探したところ…

「なんと闇の武器商人 アーマーゾーン amazon US店にあって、日本に発送もしてくれるのを発見。」

いやー、USAmazonは本とかは送ってくれたんだけど.ハードウェアは送ってくれなかったから転送サービスとか使わなきゃいけなかったイメージなんだけど、いつのまにかこういうものもダイレクトに買えるようになってたんですね。

「二次燃焼室のRefractory Assemblyと、触媒、スロートガスケットキット合わせて$650ゴールドもしましたっ。」

日本円に換算するのは悲しくなるからやめておこう…

ボロボロの古い燃焼室を外したいんだけど、どうもこの裏にバイメタルの温度計が刺さってて、これが二次燃焼室のエアフローを変えている構造らしい。

「だが、何度もCRC吹いてもプラスのビスが外れないんですけど。」

こうなったらバーナーで炙る作戦だっ。

だめだ、CRCと渾身のファイヤーと併用しながらショックドライバーぶっ叩いてるんだけど全然回らない…

格闘すること数時間。

「なんか一瞬感触が違った気が..」

やっと固着したビスが回った。

「なんでボルトにしないんだっ!嫌がらせかっ!」

そしてついにエアフロー部が姿を現しましたよ。

この心棒が触媒の先にブッ刺さってて、巻かれたコイルがバイメタルで熱伸縮してスリットの開口制御してるんですね。

結局脆くなってるし少し膨張してるしで、無理やり引っこ抜いた。

やっと取れた。

唸る彫刻刀

この奥のリブから、表側のリブまで83mmぐらい。

厚み90mmの二次燃焼室ユニットは抑えのリブが当たるので入らないのですよね。

この部分を7-8mm程度削らないといけない。

リューターで削ろうかと思ったものの、

「はっ、こういう筋彫りは彫刻刀じゃないか?」

すこぶる良い感じの筋彫りっぷり。

「これがボクの天職かもしれないっ!」

これを嵌めては外して、調整を繰り返して。

ついに最難関の二次燃焼室が完成したっ!

「あとはこのスロート交換と、外したパーツをクリーニングしてガスケットつけ直してのちょろい作業なんですよっ。楽勝ですよっ。冬将軍おととい来やがれってもんですよっ」(`・ω・´)シャキーン

だが、この後に思いもしない大困難が待ち受けているなど、このときのライルには知る由もなかったのだった。

新兵器ウォーターキャノン召喚〜エアコン洗浄大作戦の巻

〜前回までのあらすじ〜

思い返すと3年前、エアコン清掃大作戦を実施したみたいなんだけど...

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そのときに蓄圧式ポンプでの洗浄に限界を感じつつ合ったライル一行。

だが、今年は新たなる兵器を闇の武器商人から召喚しておいたのだっ!

「いでよっ、新兵器Bosch製ウォーターキャノン!」

エアコン自体もなんかどんどん増えたし、毎年1つは掃除しないとね。

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分解作業

でもですね、派手な戦闘の前には、地味な分解作業が待っているんですね。

「なんか今年は補修系作業ばっかりだな。派手な大物工作をしたいんだけど…」(´・ω・`)ショボーン

まずは一番の大物。天井の梁の間につけてある200Vの四角いやつ。

天カセってやつですね。

フィルターを外すとコネクタにアクセスできるんだけど、先にこのパイロットランプが消えて通電しないようにブレーカー落としてから。

ランプ消えたら全部ぶっこ抜く。

そしてカバー外すと、ついに一番厄介な排水トレー部がっ!

「これ水が溜まってる時に外すと、頭から汚水浴びるという呪いが降りかかるの…」

お、汚水が溜まってないっ!

カビ浄化魔法

外したパーツは外に出して秘伝の カビ浄化魔法 カビキラー を目一杯喰らわせた。

すごく綺麗になったよ!(`・ω・´) シャキーン

ウォーターキャノン

さて、ここで死の武器商人 アーマーゾーン amazon のタイムセールで12500ゴールドで召喚したこいつの出番なのだっ!

「これ出力が10MPもあるんですよ!凄いでしょう?」

試し撃ちしてみたら凄い反動なんですけどっ!ウッドデッキが削れたんですけど!!!

「アルミフィン潰れないかなこれ…それにノズルが長すぎる…」

仕方なく4000ゴールド追加して、ショートノズルも召喚する羽目に。

「くっ結局16000ゴールドの散財か。」

ショートノズルが届くまで別のエアコンも分解することにしましたっ。

これもめちゃくちゃカビだらけだな…

丸洗いしたい肝心のフィンの外し方を解明するのに何日もかかったお。

エアコン分解し難いのなんとかして欲しいよね…

「ここまで来れば、こいつらもカビ浄化魔法で一発なのだっ!」

唸るウォーターキャノン

さて装備は入念にテストして、使い方もマスターした。

さらにエアコン本体に掃除用のカバーを被せたら、エアコン掃除用の専用洗剤吹きかけてからの

「いけっ、ウォーターキャノンっ!」

洗剤がアルカリ性なので、腐食しないように入念な濯ぎが必要なのね。

水道からホース届かないし汲み水から自吸ホース繋いで洗うつもりなので、以前入手しておいた謎タンクやら、ゴミバケツやらを総動員しました。

そして一気に天カセの本体にも集中砲火っ!

凄い汚水の雨がっ!

「うん。この高圧洗浄機凄く良いじゃないかっ!凄く綺麗になった」

「さて組み立てしないといけないんだけど、ちょっと面倒くさいですぅ」

果たして元通りに復元できるのだろうか...ヾ(・ω・o) ォィォィ

呪いの薪ストーブ〜死のドラゴンブレスに敗れる!の巻

〜前回までのあらすじ〜

手にしたものを10の呪いで死へと誘うと言われる、呪われたアーティファクト「薪ストーブ」。

「燃料の薪はいくらあっても足りないし、毎度煙突掃除しなきゃいけないし...」

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そして、今年もトレント討伐と並行して稼働に備えた煙突&本体メンテナンスを始めるも、その内部には深刻かつ致命的なダメージが蓄積されていたのだった!

「これでは越冬できないじゃないかぁぁ!!」

煙突掃除への死の行軍

「てなわけで、ライルランドの冬の唯一無二のエネルギー源、薪エネルギーの排気コアの点検をせねばなるまいっ!」

でブラシとCRC556とドライバー片手に

「この難所、クレパスの向こうの南西壁ルートを超えればっ!」

「稜線がみえたぞっ!くっ、ここまで標高があがると酸素が薄いっ!」

※この程度で酸素は薄くなりません。

結構何度も上り下りしたら後で筋肉痛になりそうですね。

で上り下りできるように屋根にステップ代わりにつけてもらった雪止めをよじ登ると、遂に幻の頂上に。

「ちょっと待ってよ!煙突室のトタンが錆だらけじゃないかっ!」

ぐぬぬっ、また錆との戦いか…(´・ω・`)ショボーン

「おのれぇぇえ帝国軍の工作員による酸性雨攻撃がぁぁぁ!」

トタンだしね。これ煙突プラン出して薪ストーブ一式をカナダから輸入したときに、ご丁寧に一緒について来たやつだった気がするです。

煙突トップはビスで外せるので、まずはブラシ掃除。

「このネットはスズメ避けね。あいつら焼き鳥になりたいのか入ってくるんですよね。」

※流石にストーブ焚いてる時には入りません。

そして、外した煙突からブラシ突っ込んで、延長しながらゴシゴシ擦る忌まれたお仕事。

室内側の煙突はスライドできるようになっているので、その端には予め集塵袋取り付けておくと。

「げ、こんなに集まるとはっ!」

去年もシーズン中一回掃除した気がするんだけど…

「早く一級魔法使い試験に合格して、『薪ストーブを簡単に掃除する魔法書』を会得したいですっ!」

薪ストーブの心臓部

ここからストーブ本体のお掃除。

奥に二次燃焼室があるんですよね。

そしてストーブがあったまって直結ダンパーとじると、下から二次燃焼室の触媒ゾーン抜けて燃えるのですね。

その二次燃焼室の白い断熱材が割れてる。

「確かに何年も死のドラゴンブレスを浴び続けてきた歴戦の防火壁だからなぁ。そろそろガタも来ますよね…」

_人人人人人人_
>死のドラゴンブレス!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

触媒のキャタリティックコンバスターもこの通りボロボロに。

「こちらは消耗品なので仕方ないんだけど…」

さて部品どうしよう…

「キャタリティックコンバスターはさておき、問題は二次燃焼室だよなぁ」

キャタリティックコンバスターも消耗品の割に結構高いんですけどね…かれこれ3回ぐらい交換してる気がする。

物価高騰の折にまた出費ががが。

「だが、タンク役やバリアがないとこの戦いに勝利はないっ!でも出費以前に調達をどうすれば....」(´・ω・`)ショボーン

煙突塗装に挑むっ

「ストーブ内部は部品調達しないとなので、先に外装だけでもなんとかしないとっ!」

まずは、この煙突室の錆落としから。

ざっと落としたら適当な錆止めスプレー吹いといた。

そして後日このトップ部分は耐熱塗料で、煙突自体は断熱されてるから外殻はスプレーブラッセンで。

「これ食いつきいいんですよね。」

煙突室のトタンは錆止め塗料を筆でボテ塗りしておいたよ。

新型モビルスーツとウォッシャーカメラ錬成〜「捕獲完了!ここからは愉快なパテ盛りの時間ですっ!」

〜前回までのあらすじ〜

ジオン軍のモビルアーマー 他所の自家用車 との激しい交戦で大破し、車を買い替えることになったライル一行。

そしてまずは、合計2万ゴールド強でタイムセール調達したカーナビ、7500ゴールドのドライブレコーダーの電装品の艤装にとりかかる。

だがバックカメラの装着でふと思いついたライルは、ウィンドウウォッシャーノズルとバックカメラのキメラ、ウォッシャーカメラを塩ビゴミから錬成しはじめた!

_人人人人人人_
>ウォッシャーカメラって何⁈<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

今回も寄り道工作にどっぷりハマってしまうのだった。

「説明書そのまま無加工で取り付ければいいのに…またヤツの暴走が始まった!」

ウォッシャーカメラ

転がってたゴミ同然の塩ビパイプから、カメラ土台錬成に成功しましたっ。

通りすがりの女子高生A「あれクオリティーやばくないー!超ウケるんですけどー」

通りすがりの女子高生B「小学生の紙工作かよ!きもっ、ばーか、死ねっ!」

「くっ、この悔しさをバネに強く生きてやるっ!」

ウォッシャーのノズル位置をきめて穴開けてと。

「こんな感じでサイドパネル立てるかなっと。」

ドムらしさ

さて、適当にサイドパネルでっち上げたところで。

ペラ「捕獲完了!ここからは愉快なパテ盛りの時間です。」

それを荒削りしたら。

「少しドムっぽくなってきた。」

※ドムっぽさって何?

モノアイの保護が取れかけてるので、マスキングテープで作り直してやろう。

「こういう時に限ってサークルカッターがいないっ!やむ無く手で丸く切ったけど、やはりサークルカッターを探すしかないな…」

電装

さて、ウォッシャーカメラは一旦置いといて、ここらで接続経路を確保しておこうかなっ。( ・`ω・´)

「リアパネルひっぺがしてと。」

車のパーツは嵌め込みだらけで嫌いっ!

ここにワイヤー差し込んでケーブルを通していく。

このドア裏めちゃくちゃ通しにくいんですけど…

「やっとここまで辿り着いたっ!ゼーハーゼーハー」

やっとのことでリアゲート峠を越えた。

残りは室内なので涼しい早朝にやろうかな。

そして並行してやっているナビ取り付けでどうもハンドルスイッチが効かない。案の定、配線取り間違えたかな…と思ってたら

「ライル殿、この配線図は?」

_人人人人人人_
>パレット用配線図⁉️<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

「違う車のやんけ!」

これをベースに配線組み替えたのに…

「しまった、これは罠だっ!はめられたぁぁぁ!おのれぇぇ、パレットめ!」Σ(-᷅_-᷄๑)

これが原因のパレットの呪い

そしてケーブルを運転席脇からダッシュボード、ピラー、天井裏を通してと。

ルームミラーの穴から出せば、車内配線は出来上がり。

いやーこんな作業、真夏の車内でやるもんじゃないですよね。

「MP,HPの消費が当社比2倍ですっ!」

ウォッシャーカメラ育成記

さて、錬成したウォッシャーカメラが大きくなるまで育てるのが親の務めっ。

おむつをかえてやったり

※それマスキングな

レジャーに石窯BBQに連れて行ってあげたり

※そこで乾かすな!

「サークルカッターが発見されたので、おむつ交換も手慣れたものですっ。」

そしてウォッシャーカメラのドム子はこんなに立派なドムになりましたっ。

お化粧直しで色合わせして、両面テープでウォッシャーノズルの場所に取り付けでの嫁入り。

「やっとひとつ終わった...。リヤカメラ取り付けにどれだけ遠回りするのか....」

次期主力戦車整備計画〜アメリカ開拓時代のチャックワゴンで奇襲せよっ!

前回までのあらすじ

前回荷車の車輪を見つけたのはもう随分とまえ。

pippirail.hatenablog.com

「それからもずっと古道具・アンティーク屋とか、ジモティーとか、蚤の市とかチェックはしてたんだけど、なかなかいい出物が見つからなかったんですよね...」

しかーし我々お宝ハンターはついに旅先で最後のワンピースを見つけてしまったのだが...

「うーん。この70cmのほぼ劣化の無い車輪は一つ3500ゴールドか...しかも同じサイズの在庫が2つ。これはまたとないチャンスだけど...」

「2つ買うなら、雨になりそうだし6000ゴールドにまけちゃるで!」

「ほしいのは山々なんだけど、車は離れたとこに置いてあるから、そこまで手で持っていくには重すぎて...」

ということで詰んだかと思えたところ、スタッフさんに手伝ってもらって車まで10分間各自思い思い重い車輪を担いで買ってきましたYO!

※いらないところで韻を踏むな!

チャックワゴンおさらい

チャックワゴンってアメリカ開拓時代の荷馬車で、後ろには調理道具一式載せられるようになってるのね。

「まぁ、当時のキャンピングカーってことですね。」

『ステーキ世界一の旅』の師匠のトムさんちにもありまして。


www.youtube.com

何を隠そうこれのレプリカ作って庭に置きたいとずっと思ってて、車輪を集めてたんだけど...

「こんなひょっこり旅先で最後の車輪ペアが見つかるなんて!」

で持ち帰ってきて、全部並べてみたっ!

「今回の車輪の程度がめちゃくちゃいいっ!」

骨董ってあるところにはあるんですよね...

さらに本屋さんでブックスタンドみたいな、駅と路面電車のキットも五千ゴールドで買ってきました。

「トロリーのある光景は男のロマンですよねっ!」

「崩壊スターレイルにもトロリーが出てくるんですよねっ!」

さらにさらに、街のギャラリーで気になった絵『ホウセキノトリ』も、勢いで2万ゴールドで買ってきましたっ!

「気になったアーティストさんもガーデナーさんも全力で応援しないと次に出会えるかわからないからねっ!」

今回の遠征ではボク好みの掘り出し物がたくさん見つかったので、喜びがオーバーフローしそうだっ。(`・ω・´) シャキーン

そしてゼーレちゃんも2凸しましたっ!

チャックワゴン設計

しかしだっ、ボクらはチャックワゴンについて構造もサイズも何も知らない…(´・ω・`)ショボーン

「これは電脳空間で設計するしかないなっ!」

そしてライルランド科学アカデミーは、blenderを3.5に上げて3Dモデル作りましたっ。

「ふっふっふっ、ボクはやればできる電脳っ娘なのだっ!」

書いてみてわかったんだけど、この60cm、70cmの車輪比は、ちょうど参考にした図面とピッタリマッチしたりして。

もう一つ80cmの車輪を一つ持ってるんだけど、一輪しかないから今まで設計に入れなかったのね。

※ペア遺物はペアで手に入れられるときに両方手に入れておくべしっ!

結果仕様はこうなりましたっ。

全長1.8m 軸間 1.1m 全幅 0.8m 全高1.4m

少し小ぶりな気がするけど、まぁレプリカってことで良しとしよう。

「小さい方が敵に見つかる可能性も低いしねっ!」

_人人人人人人_
> 敵がどこにいるんだっ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

とはいえ現実的に質量が小さいと、資材も屋根とかの付帯物造作もお金がかからんのです。

特に雨の多い温帯湿潤機構では、雨避けしないと木も鉄もすぐ痛むから屋根つけないと...。各地の公園に保存されてるSL見るたびに、劣化が進んでいて心の痛む今日このごろ....

ところでヨーロッパ建築がなんであれだけのスペースの余裕をもって作られているのかコスト的に不思議ですよね…

よく分からなかったアンダーフレーム部分は、三角に組んだフレームが2つ前輪中央の支点を中心にハンドル切れるようになっていて、さらにその前フレームの先は馬に向かって上下動できるような構造なことが判明しましたっ!

「さらにここにハンドブレーキのリンク機構がつくわけよね。」

ということは

「くっくっく、これで2x4の6feetサイズでほとんど片付くはずだし、機構も全て見きったぁぁぁぁぁ!これで貴様も終わりだぁぁぁぁ!」

※お前は何を終わらせようとしているのだ!

機械獣ZABOON〜死のzaboonメルトダウンを阻止せよっ

〜前回までのあらすじ〜

TOSHIBA製のドラム式機械獣zaboon。そして幾多の排水トラブルをなんとか乗り越えてきたライル一行だが、そんなzaboonにまた新たな異常が発生した。

「ライル殿っ、フィルター詰まりエラーが出たまま、排水されないトラブルがっ!」

「なーに、そんなフィルタ詰まりなんてちゃちゃっとクリーニングすれば...、ってさっきやったやばっかじゃん。てことは....」

なんか嫌な予感しかしない...((((;゚Д゚)))))))

ダム決壊の危機

そうして早速調査隊を結成して、まずはそのフィルターを取り外してと。

「くっ、フィルター内部は水没してて、フィルター外すと水が溢れてくるっ!」

なんか、今度のトラブルはすごく史上最悪にヤバい気がする…

「とにかく風呂場から桶持ってきて緊急救命措置を!バイタル低下だっ!はやくっ!」

下部のパネルは開くんだけど、

「覗いても狭くて暗くてなにもわかりゃしない...」

ちなみにこの配管の蛇腹は、灯油ポンプみたいにシュコシュコできるようになってて中央の洗濯槽から直結ジャバラはボコボコ言うから詰まっていることは確認できるものの

「それが分かったところで、一体どうすれば...。このまま排水できないままの汚水で洗濯を続けるしか無いのか!」

_人人人人人人_
> 汚水洗濯! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

このトレーに入ってるのが制御ユニットらしいんだけどコネクターは外せないし、他にも電気系あるからジャバラ引っこ抜いて水浴びさせるわけにもいかないし...

「しかもここに来て、この猫よけスーパー鍾離シールドが邪魔で排水配管が調べられないじゃないかぁぁぁ!」

引っ越し大作戦

「なんか予定よりだいぶ大事業になってしまうけど、こうなったらフィルタ口から水を抜けるだけ抜いて、そとに運び出して徹底分解するしかないっ!」

そして布切れ敷いて滑らせる作戦

「引っ越し屋のバイト時代にこの技術をマスターしましたっ!」(`・ω・´) シャキーン

「ぐぬぬっ、なんて重さだっ!」

で死ぬ気で引っ張ってなんとかウッドデッキまでお散歩させました。

でどうやら 古代電脳動画 youtube を紐解いた結果、どうやら上蓋と操作パネルから外すらしい。

そして、ドアとドアモールを外すと

「これでフロントパネルが外せるっ!」

でもここからが本番。

「なんかバネで締めてあったり、配管の結合部には至るところ接着剤見たいので水漏れ対策してあったりで、あまりいじりたくないんだけど...」

しかもこの時点で外したビスがすごい数になってて

「絶対組み立て後にビスのあまりがでるな!」

※余りを出すなっ!

ていうかね、この洗濯機詰まったときのメンテナンス考慮して設計してない気がする。

「東芝は原子炉ノウハウを生かして、zaboonにも厳重な放射能漏れ対策をしているのに違いないっ」

※違います!

その厳重に守られた放射能格納容器を外すと、ついに目指す燃料ドラムが現れた!

ドラムに到達したらあとは外すだけ。

隠しキャップの裏のボルトをはずせば。

「なんか外す部品がみんな糸くずまみれでひどいんですけど...」

そのドラムの裏には!

「な、なんじゃこりゃぁぁぁ!」

なんか使い捨てカイロみたいなシロモノが鎮座してるんですけど....

「さては帝国軍の工作員の仕組んだ爆発性デブリかぁぁぉ!」

※服につけたまま洗濯したんだろっ!

これは洗浄剤ぶっこんでも絶対溶けないよねぇ。

「一体どうやってこんな大型部材をここに運び込んだのだ…」

外したパーツは洗剤カスがカビになってたり、糸くずだらけなので、全部 浄化魔法 マジックリン で清掃してと

さらには、格納容器の水の排出は、この右のクランクでつながってる弁を手で引っ張ると排水口に抜けることが、偉大なるライルランド科学アカデミーの研究の結果解明されました!

「あとは組み立てなんだけど、ここまでバラすと元に戻るんだろうか....すごく不安。」

※それならやるなよ…

「最悪組み立てできなくなるかもしれない洗濯機パーツが残るのと、なにもしないで排水できない汚水撹拌機とどっちがいいかという洗濯ならぬ選択ですねっ。ボクは俄然前者ですねっ」(`・ω・´) シャキーン

格納容器を組んだら、一旦水漏れチェックしてと。

でここからが大量のビスとの戦い。

「えーと、これはステンだし、これはタッピング。ここはプラだからこれのはず。」

「あれ、ビスが4つ余る... あれ異世界から送り込まれてきてる?」

おいっ!

「まてよ、そういえば格納容器バラすときに下のジャバラの接合部のジョイントから外そうとビス外したままだった気が...」

やはり余りが…(´・ω・`)ショボーン

「うわぁぁぁ、ライルのバカバカ!パネルはまだしも配管接続系の止め忘れはまずいだろっ!またスチールパネルから組み直しか!」

結局朝から晩まで丸一日かかってやっと修理ができて、もとの位置に戻して試運転も完了したのだけど

「げ、浴槽内ランプがついてない....」(´・ω・`)ショボーン

というわけでボクは強く思いました。

「家庭科の授業で、洗濯機の分解掃除を教えるべきではないのかっ!」ヾ(・ω・o) ォィォィ

水難の相再び〜機械獣Zabooonをオーバーライドせよっ

〜前回までのあらすじ〜

新型ドラム式洗濯機を据え付けたライル一行。

だが設置早々に純正の排水ホースが何者かに破壊されてしまう。

pippirail.hatenablog.com

そしてまた、新たな厄災が

機械獣Zabooon

「ライル殿っ!大変ですっ。また洗濯機の排水系に異常自体がっ!」

「だが、排水管は敵の攻撃を避けるために、強力な配管装甲シールドで覆ったはずだが?」

「こんどは、蓋の排水が機能しませんっ!うわぁぁぁ水が押し寄せてくるぅぅ!」

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「くそっ、また排水系のトラブル!」

しかし何でこんなに洗濯機に呪いが

「犯人は現場に舞い戻ると言う…さては妖猫シマシマ!またしても貴様が犯人かっ!ハデスの差し金か!」

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よくわからないけど、このパネルが弱点とみた!外れそう。

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お、封印されし蓋のビス発見。

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これがバカっと外れるわけね。

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で縁を外したいんだげど、どうも全面パネルと一体化してる感じもする。

「ぐぬぬ、やむを得ん。あまり大工事したくないから、この排水蓋だけ外すか…」

薄型ラチェットでこのゴムを避けつつビスをはずせば

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「よしっ!うわぁ、なんか汚いなぁ…」(´・ω・`)ショボーン

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そして針金やらブラシやらを駆使してこのゴミを掻き出すと

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「うん。なんか直った感じ。」(`・ω・´) シャキーン

幻の古代エンジン再生〜バーサクの呪いを解けっ!

〜前回までのあらすじ〜

古代ライルランド、かつてそこではトマトやナスの夏野菜、そしてニンニクなどの冬越えの作物との二毛作が盛んに行われていた。

だが、ある日を境に畑は放置され、以降荒地と化していた。

「一体何が…」

「ライルよ、お主が生まれるずっと前のことじゃった。畑では沢山の こまめ ホンダの耕運機 が働いておった。じゃがしかし、ある日を境にそのこまめ達がバーサクの呪いを掛けられてしまったのじゃ。」

「えっ?それじゃこまめは?」

「バーサーカーとなったこまめはアイドリングする事なしにひたすらフルパワーで畑を荒らし、 手綱 スターター を持った人々に襲い掛かったのじゃ。」

「そ、そんなっ!」

「それ以来、こまめに触ろうとする者は居なくなったのじゃ。そしてその呪いは未だに解けてはおらぬ」

「おのれぇぇ、これは帝国軍とファデュイの仕業に違いないっ!とにかくこの邪悪な呪いを解かないとっ!」(`・ω・´) シャキーン

バーサーカーの恐怖

さてそのエンジンの調子の悪い耕運機を治そうと、何度もキャプ掃除やらプラグ交換やらしてるんだけどさっぱり直らない。

「だってこの子、スターター引くとスロットル全開で動き出すもんだもん。フルパワーで戻るスターターは凶器以外の何者でもなくて、何度アザを作ったことか…」(´・ω・`)ショボーン

怖いっ、ガクガクブルブル

しかも、耕運機の爪ももちろんフル回転するもんだから、危なくてエンジンの始動ができない始末。

「この虎に鈴をつける状況をどうすれば…。はっ、ライル閃きましたっ!凶器の爪を外してしまえばいいのではっ!」

_人人人人人人_
>何故それに気づかなかった!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

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本来はピンで止まってるはずが、ボルト止めに換装されらしく錆びついたボルトをCRCで何とか動かしてと。

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それをポンチで抜く。

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「はっ!グニャグニャやんけっ!」

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こっちの爪はオリジナルっぽい。

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どのみちシャフトが錆びて噛んじゃってるからCRCのオイリーブレスで溶かしてと。

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やっと抜けた。

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ガバナー

さて、この何年か、いや何十年もの間、この謎のバーサクフルスロットル病に犯されたエンジンに手を焼いてきたのだが、遂にこの呪いの原因が分かったのだっ!

「えっ!」

「その呪いとは…」

「ゴクリっ」

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この左に伸びてるアームがガバナーアームと言うらしいんだけど、どうも耕運の負荷でエンジン回転が落ちた時にアクセルを吹かす方にバランス取るための機構らしいのね。

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「これが帝国軍の裏工作により狂ったことで、アイドリングがフルスロットルバーサーカーになると見たっ!」

でこのセンターシャフトを右いっぱいに回して

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ロッドで繋がってるアクセルを全開の4mm手前になるようにリンクさせた状態でガバナーアームをシャフトに固定するんだと。

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そしてこれがアイドリング状態のアクセル。

始動前のアクセルはフリーに動くのでいいらしい。

とここまでの機構を理解するのに、ライルランド科学アカデミーの頭脳も持ってして数百年掛かりましたっ!

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バーサクさえ回避できれば、勝機はあるっ!

「ここで白魔法だっ!エスナっ!」

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念入りにキャプ掃除してと。

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フィルターも異世界召喚しておいた。

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一応静かに動くんだけど、どうも吹かした時に波打つな…さらなるガバナー調整かっ!

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そうこうしてたら、土中の木屑地雷を噛んで、また呪われたバーサク状態に舞い戻ってしまった。

「ま、まずいっ!」

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さらに仮で固定してた爪のボルトが折れおった。

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「ぐぬぬっ!母なる大地の底知れぬパワーがアぁぁぁー…♪」

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「だけどおかげで分かったことがある。耕運爪がガバナーナットの締め付け以上の負荷噛んだ時にガバナーが狂うのかっ!」

「なんとっ!」

「謎は全て解けたっ!犯人はこのガバナーを狂わせる石を畑に撒いた人物。つまりは帝国軍とファデュイの工作員だっ!」

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そしてまたガバナー調整やり直しなんですけど…

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そして遂にこまめがご機嫌に動いたっ!

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おおお、何という大いなる力。

「ついで刃もグラインダーで研いでおいたのだっ!」(`・ω・´) シャキーン

「この子、出来るっ!」

ライルはガバナー調整Lv.1のスキルを手に入れた!

配管装甲シールド〜水難の相と滴る水の謎

〜前回までのあらすじ〜

外水栓用に水栓カバーを購入したライル一行。

そして今年の冬も水道断裂の悪夢から逃れたかと思いきや…

おばば様「おおお、これはいかん!ライルよ、この水晶玉🔮のお告げによると、お前には強大な水難の相が出ておる。あなおそろしや、おそろしや!これは大いなる呪いじゃ」

「ぐぬぬ、何てこった!」

以前は外水栓が帝国軍に凍結破壊されるという事件があったけど、今年は 完全な水元素防御バフ 水栓凍結防止カバー を被せてあるので大丈夫なはず…おばば様の杞憂に違いないっ!

最新型機損傷!

「た、大変ですっ!買ったばかりの洗濯機の排水管から水漏れがっ!」

「そんなバカなっ!新品の排水管だぞっ!なんてところを攻めてくるんだ…」

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「とにかく状況を確認するのが冒険者の務めだっ。でも特に排水管の先での元素詰まりとかじゃないな…」

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試運転機能がついてた。

「これだっ!」(`・ω・´) シャキーン

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「ぐぬぬっ!確かに水漏れが…。はっ、なんだこのピンホールはっ!このままでは刻晴さんの雷と反応して元素爆発を起こしてしまうっ!」

_人人人人人人_
> 元素爆発! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

※そのピンホールは、明らかに興味津々に覗きにくる妖猫シマシマーの仕業だろっ!

「これは間違いなくライルランド転覆を企むファデュイの仕業だなっ!」

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そしてまずはざっくりエポキシで穴を塞いでから、こんな事もあろうかと買っておいた、アメリカからやってきた濡らして使う謎テープを巻いた。

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そこへ、VP管のエルボを通して見てと。

「ぐぬぬ、先程水に濡らして巻いたテープが、完全に固化して、配管がそこだけストレートになってる…」

仕方なく無理やり合わせた(´・ω・`)ショボーン

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さてパーツを切り出したので、ここからカラーリングの時間です。

「まずはプラサフ吹いてと。」

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コーヒーフィルター

色を塗ってる間に、昔作ったコーヒーフィルター入れが、今度は帝国軍の工作員に破壊されてるのに気がついた。

「おのれぇぇ!帝国軍めっ!」

で、こちらは瞬間接着剤でと思ったけど、タイトボンドでくっつけることに。

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「とにかく圧着すれば勝てるはずっ!」

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洗濯機装甲整備士Lv2

くっくっくっ。全ての準備は整った。

「漆黒の闇より出でし配管装甲シールドよっ!わが名の下に姿を現せっ」

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「くっ、何で黒さだっ!まるで見えんっ!」

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「で納めるところに納めるところに、何となく洗濯機のカラーともマッチしてる気がしてきたっ。」(`・ω・´) シャキーン

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「この配管装甲シールドさえあれば、いくら凶暴な牙とて歯が立つまいっ!」

愛馬カブリンの危機を救えっ!

〜前回までのあらすじ〜

オイル交換で奇跡の若返りを果たした愛馬カブリン。

しかしあろうことか、その後のコロナ禍で乗る機会はめっきり減ってしまい、久しぶりに乗ろうとしたところ…

「ん?エンジンが掛からない…。どうしたっ!カブリンっ!カブリィィーン!」

被害状況

「検死の結果、右ミラーも複雑骨折しております。恐らく強い衝撃を受けての即死だっのではないかと…。」

「ぐぬぬ」

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「そしてエンジンの吸気系の異常ですが、これはっ、大変申し訳にくいのですが…」

「ま、まさかっ!(新型コロナウイルスかっ!)」

「おのれっ!帝国軍めっ!だが今なら蘇生が間に合うかもしれないっ!ここはエクモだなっ!」

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まず無茶苦茶汚れていたシートを、洗顔フォームで水洗いのスクラブ洗浄しましたっ!

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「ぐぬぬ!タイヤの空気もすっかり抜けている。恐らくは非道な帝国軍と、ハーン率いる蒙古兵の火槍の所業だなっ!間違いないっ」

※この人まだゴーストオブツシマ病が治ってない…

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秘蔵の空気入れでシュコシュコ入れて、しばし様子見。

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ミラーは、前回も右ミラーが殺られたらしく、左ばっかり余っててこの有様。

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「いつの日か、このログハウスが『ライルの動く城』となった時に、このウッドデッキのバックミラーが役立ちますよねっ。備えあれば憂いなしっ!」

人工呼吸

そして、外装はよしとして、問題はエンジンなのだっ。

「吹かすとエンストするから、キャブが詰まってるんだろうなぁ。」(´・ω・`)ショボーン

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「それほど汚れてないけど、風の精霊エアエレメントも交換しておこう。」

※その二つ名いらないだろっ

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ここまでバラしてと。

「今日はあまり深入りしたくないから、このあたりで手を打つか。」

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「そしてエンジンに洗顔フォームを必殺スクラブ洗浄っ!」

「おおお!徐々に息を吹き返しましたぞっ!」

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蘇生が無事成功したら、丸目のライトの黄ばみが気になってきた。

「さくっとペーパー掛けて、コンパウンドでバフっておいたらいい感じになった。」(๑>◡<๑)

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このあと耐水ペーパーとコンパウンドで、メッキ部を磨いたら、奇跡のピカピカ美顔にっ。

「丸目カブリン素敵っ!」

マヤ文明の秘宝〜切れたハンモックの呪いと脱腸麻紐の危機っ

〜前回までのあらすじ〜

春先には外でピヨピヨ。そして夏は網戸による安全地帯の中で、古代マヤ文明の生んだ奇跡の寝具、ハンモック暮らしを満喫するライル一行。

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「もはや、一年の大半はベッドではなく、ハンモックで寝てて、身体がハンモックに完全順応してしまった気がする。」

だがそんな愛用のハンモックが、邪悪な呪いにより、また一つ失われようとしていた。

「ハンモックぅぅぅ。ひどい、なぜここに謎の大穴アビスがっ!おのれっ!帝国組の破壊工作かっ!」

編み物マスターLv2への道

ライルランド科学アカデミーの調査により、恐るべきハンモックのDNA構造が解明された。

「なにっ!4本を跨いで螺旋状に上上下下と規則正しく並んでいるだとっ!」

「はい。その特殊な分子構造により、このふわふわボヨンボヨンの天国のようなクッション性が保たれているものと。」

「なるほど!では、切れた糸を繋ぎ直して、その分子構造を正確にトレースすれば、そのふわふわボヨンボヨンが完全に直るじゃないかっ!」(`・ω・´) シャキーン

_人人人人人人_
>ふわふわボヨンボヨン!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

そしてバザールに繰り出して、激安ワンロール59ゴールドのマヤ文明御用達の特殊綿糸を召喚した。

「なんで安さだっ!」

「いける!いけるぞっ!」

「というかね、かつてないほど凄く集中力を問われてる…」(´・ω・`)ショボーン

「母さんが夜鍋をして、なんとか編みきったよ!」(`・ω・´) シャキーン

脱腸麻紐の危機再び

そして、二号機の修理を終えた我々は、さらに大破したメキシカンハンモック初号機にとりかかる事にした。

「こちらはさらに大穴が開いていて、もはやうまく乗らないと腰を踏み外すレベル…」

_人人人人人人_
>腰を踏み外す?<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

「うーむ。隣の糸までなくなってるから、復元がパズルだな…」

「しまったぁぁぁ!綿糸ロールの端が分からなくなってしまったぁぁぁ!これでは脱退麻紐の二の舞にっ!」(´・ω・`)ショボーン

「ふー、危ないところだったぜ。」

その悲劇の脱腸麻紐は、今もこうしてバラバラに絡まり、麻紐ロールの形を保てない恐ろしい呪いがかけられたままなのだっ!

脱腸麻紐の間一髪のところで、なんとか糸端を見つけ出したところで

「はっ!ライル閃きましたっ!このマジックの軸を編み棒として使えばっ!」

ライルは新たなる暗具『編み棒』をマスターした!

でも凄く先が長いんですけど!

水冷式ライルランドと呪いのエラー91

〜前回までのあらすじ〜

くる日も来る日も、強制労働のポーラスコンクリート打設に駆り出され、体力の限界の縁を彷徨うライル一行。

だが、そんな中梅雨明けの灼熱の太陽は容赦なくライルランドに照りつけるのだった。

「くっ、完全に夏の灼熱の呪いで、生命体としての形状を保てなくなるところだった。もはや、あの伝説の秘密兵器の封印を解くしかないっ!」

水冷式ライルランド

という事で、打設したポーラスコンクリート上に、発泡性のシートと、一番安いプラダン敷いてと。

「これで多少のゴツゴツはカバーできるっ!」

「各所錆びてるけどまだいけるっ!」

鉄パイプは、ビニールに癒着しない様に、シリコンスプレー吹いてから通した。

「本当にそれで癒着しないかは、全く未知数ですっ。」(`・ω・´) シャキーン

あづい

「立つんだジョー!」

そして待つ事数時間。

トラブル発生

そして浄化フィルターと、塩素ジェネレーターを繋いでと。

「塩素ジェネレーターは、塩水からタイマーで塩素を発生させて水質をキープする、優れもの魔道具なのです。」

あれれ、なんか大事なことを忘れてる様な気が…

「はっ!そういえば去年のシーズン末期に、エラーコード91が鳴り止まなかったんだ!」

しまった思い出したくない記憶ががが!

「去年は帝国軍の呪いでエラーが出ただけで、今年はひょっとして治ってるとか?」

_人人人人人人_
>だが全然ダメだった!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

youtube探すと、アメリカンな人達がホワイトビネガーでサルフェーション除去してなおったぜ!Wahaha!という話があるので、

「ホワイトビネガー同等濃度にサンポール薄めて漬け込んでと。うん!これはいいピクルスに🥒」(`・ω・´) シャキーン

※なりません。

「並行して、ツシマで蒙古と戦っているのですっかり寝てしまった!」ヤレヤレ ┐(´ー`)┌

そして大量の塩を調達。

ドバドバっとな

さらには、こんなしょうもないソーラー噴水をついついwishから召喚してしまった。

「さぁ塩素ジェネレーター。悠久の時を経て、今こそ目覚めよっ!ライルランドの名の下にっ!」

「ギューン!」

「やった!成功かっ!」

「ピーピーピーピー。エラーコード91でシステムダウンします。」

「ぐぬぬっ!このままでは夏の暑さでライルランドの民が溶けてしまう。いったいどうしたらいいんだ…」

燃えるネコvs萌える猫 呪われたチェーンソーの巻

〜前回までのあらすじ〜

薪の山を前に、エンジン整備士Lv2をめざすも、未だに動かないチェーンソーに首を項垂れるライル一行。

だが、そんな外界の悲惨な光景とは対照的に、ストーブの前でぬくぬくと寛ぐ魔獣がいた。

今週のお題「ねこ」

とらおも、シマシマーも、薪ストーブが点くと真正面に陣取りでして…

そしてこの一等地から、動く気配はないのだっ。

「なんで太々しい奴らだっ!」

「ストーブ下は埃だらけなんだから、入らないで欲しいのに…」

そんな折、ふと見つけた国家機密文書を召喚しておきましたっ!

「こ、これは地下世界を知る貴重な古文書!」

呪いのチェーンソー

今持ってるエンジンチェーンソーは、一台だけなのね。

「電気チェーンソーはあるんだけど、そのパワーじゃ切るのに時間かかるし。やはりここはなんとかエンジン整備するしなないっ!」

それをまたまた、バラバラ死体にバラして。

「キャブもマル秘薬液に漬け込みして、コロナウイルス🦠対策として徹底的に除菌揉み洗いした。」(`・ω・´) シャキーン

※違うだろっ

ビカビカー

「ダイヤフラムも新品に変えた。」(`・ω・´) シャキーン

「さらにはプラグも新品に変えた。」(`・ω・´) シャキーン

波動エンジン始動

そして、もう完全にエンジンリフレッシュして、新造船となったヤマトに死角はないっ!

※ヤマトどっから出てきた?

「沖田艦長!」

「まだだっ!」

ゴクリっ

「よし、今だっ!波動エンジン始動!」

「初爆を確認しましたっ!」

「よし、出力全開120%!ヤマト発進!」

プスン

「波動エンジンがエンストしました!」

おかしいな…またプラグがカブってる…(´・ω・`)ショボーン