〜前回までのあらすじ〜
手にしたものを10の呪いで死へと誘うと言われる、呪われたアーティファクト「薪ストーブ」。
「燃料の薪はいくらあっても足りないし、毎度煙突掃除しなきゃいけないし...」
そして、今年もトレント討伐と並行して稼働に備えた煙突&本体メンテナンスを始めるも、その内部には深刻かつ致命的なダメージが蓄積されていたのだった!
「これでは越冬できないじゃないかぁぁ!!」
煙突掃除への死の行軍
「てなわけで、ライルランドの冬の唯一無二のエネルギー源、薪エネルギーの排気コアの点検をせねばなるまいっ!」
でブラシとCRC556とドライバー片手に
「この難所、クレパスの向こうの南西壁ルートを超えればっ!」
「稜線がみえたぞっ!くっ、ここまで標高があがると酸素が薄いっ!」
※この程度で酸素は薄くなりません。
結構何度も上り下りしたら後で筋肉痛になりそうですね。
で上り下りできるように屋根にステップ代わりにつけてもらった雪止めをよじ登ると、遂に幻の頂上に。
「ちょっと待ってよ!煙突室のトタンが錆だらけじゃないかっ!」
ぐぬぬっ、また錆との戦いか…(´・ω・`)ショボーン
「おのれぇぇえ帝国軍の工作員による酸性雨攻撃がぁぁぁ!」
トタンだしね。これ煙突プラン出して薪ストーブ一式をカナダから輸入したときに、ご丁寧に一緒について来たやつだった気がするです。
煙突トップはビスで外せるので、まずはブラシ掃除。
「このネットはスズメ避けね。あいつら焼き鳥になりたいのか入ってくるんですよね。」
※流石にストーブ焚いてる時には入りません。
そして、外した煙突からブラシ突っ込んで、延長しながらゴシゴシ擦る忌まれたお仕事。
室内側の煙突はスライドできるようになっているので、その端には予め集塵袋取り付けておくと。
「げ、こんなに集まるとはっ!」
去年もシーズン中一回掃除した気がするんだけど…
「早く一級魔法使い試験に合格して、『薪ストーブを簡単に掃除する魔法書』を会得したいですっ!」
薪ストーブの心臓部
ここからストーブ本体のお掃除。
奥に二次燃焼室があるんですよね。
そしてストーブがあったまって直結ダンパーとじると、下から二次燃焼室の触媒ゾーン抜けて燃えるのですね。
その二次燃焼室の白い断熱材が割れてる。
「確かに何年も死のドラゴンブレスを浴び続けてきた歴戦の防火壁だからなぁ。そろそろガタも来ますよね…」
>死のドラゴンブレス!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
触媒のキャタリティックコンバスターもこの通りボロボロに。
「こちらは消耗品なので仕方ないんだけど…」
さて部品どうしよう…
「キャタリティックコンバスターはさておき、問題は二次燃焼室だよなぁ」
キャタリティックコンバスターも消耗品の割に結構高いんですけどね…かれこれ3回ぐらい交換してる気がする。
物価高騰の折にまた出費ががが。
「だが、タンク役やバリアがないとこの戦いに勝利はないっ!でも出費以前に調達をどうすれば....」(´・ω・`)ショボーン
煙突塗装に挑むっ
「ストーブ内部は部品調達しないとなので、先に外装だけでもなんとかしないとっ!」
まずは、この煙突室の錆落としから。
ざっと落としたら適当な錆止めスプレー吹いといた。
そして後日このトップ部分は耐熱塗料で、煙突自体は断熱されてるから外殻はスプレーブラッセンで。
「これ食いつきいいんですよね。」
煙突室のトタンは錆止め塗料を筆でボテ塗りしておいたよ。