〜前回までのあらすじ〜
前回スーパーカブをメンテしたのははや3年前。
結局コロナが長引いて使われないままになってたのだが、そこへ一名の村人が名乗りを上げたのだった。
「カブリンをぜひ譲って欲しいっ!」
「ぐぬぬっ、それならボクがカブリンを再び動くようにしてやらないとっ!」
ということで、カブリン復活計画が始動するのだった。
劣化の嵐
ハンドルカバーもレッグシールドも劣化してるんですよね
「表面がひび割れてて、撫でるとカサカサとフケが落ちる始末。」(´・ω・`)ショボーン
すっかりどこから外せば良いのか忘れてる…
まずはレッグシールド外してと
フィルターはずして
ワイヤー引っこ抜くとキャブレターが外せる
「ぎゃ、エアフィルターから伸びてる謎パイプ抜こうとしたら、根本から折れたんですけど…」(´・ω・`)ショボーン
外したキャブレターをお掃除。
「でもそんな汚れてないな…」
そういえば前回掃除してからほとんど動かしてないや。
そして同時進行で電装系の確認。
「ぐぬぬっ、テールライトつかないと思ったら、劣化してLEDがバラバラ死体になっていた事件!」
フィラメント切れない代わりにバラバラになってるってどういう事?
これはストックがあるから交換してと
「あれ?すんなりエンジンかかったよ。」
なんかボクらしからぬ展開。
「怪しい…ここに落とし穴があることはわかってるんだっ!」(`・ω・´) シャキーン
でもバッテリーが死んでるのと、このエアフィルターのジョイントも劣化して硬くなっちゃってるんです。
ブローバイの根本も折っちゃったし…
タイヤは交換したいけど、ハメ直すの面倒くさいんですよね。
ということで、モノタロウとamazonと駆使して部品注文へゴーだっ
リフレッシュ作戦
まずはこの劣化したゴム。
「全然外れないんですけど。」
硬くて何一つ外れないので切開手術する羽目に。
そしてランプ交換したら、今度はブレーキランプ点きっぱなしなことが判明したブレーキ機構。
「まずい、このままでは秘密警察に整備不良で目をつけられてしまうっ!」
そしてググってみると
「どうも古文書によると、この辺にブレーキランプスイッチが一枚噛んでるらしい。」
「スイッチは新品に交換しておこう。」
例の劣化ゴムは外したは良いけど嵌めるのも大変だった。
「ゴムゴムのパーツを温泉♨️で温めて、ふやけて油断したところを一気にはめる作戦だっ。」
※油断で軟化するわけではありません
大体あちこち折れてもらっちゃ面倒なんですけどっ!
「これで良いか?」
エンブレムは新しいパーツに移植しましたっ!
「裏がクイックナットのはめ殺しで外す際に折れちゃったので、削ってビス止めに換装しました。」
メッキ部分はコンパウンドで磨いて、エンジンも絶好調な完璧な仕上がりですっ!