お花
〜前回までのあらすじ〜 名門『私立紅百合学園高等部』の校門を通る際には、深くお辞儀をするのが学園の伝統であった。 「庭まで通り抜けるのに、高さ2.5m近く大きく成長し覆い被さった紅百合先輩をくぐり抜けないといけないの…」 そんな平和な学園生活に、…
〜前回までのあらすじ〜 魅惑のオープンガーデンで苗を頂きつつ、地獄の草刈りに挑むライル一行。 そして、既に梅雨入りしたかに思われた六月下旬。 「なんかいつもより爽やかな梅雨の中やすみなんですけどっ!すごくジメジメ感がないっ!素敵すぎるっ。」 …
〜前回までのあらすじ〜 夏のラベンダー救出作戦以来、どうも真面目に庭をやってなかったんだけど、たまに通る道を通ると… 「こ、これはっ!前から気になってたお家がオープンガーデンやってるじゃないかっ!」 「こんにちわっ。入ってもいいですか?」 「実…
ラベンダー満開 玄関脇に植えたラベンダーがやたら元気なんですよね。 「夏の蒸し蒸しサウナ地獄からラベちゃんを守らねばっ!」 で元気のいいうちにざっくり摘んでおいた ついでにいまいち有効活用されてなかった、ガラス玉も用意してと。 「摘んできたラベ…
〜前回までのあらすじ〜 春の軍備増強キャンペーンにより、地対空防衛を固めたライル一行。 そして、その植え付けが実る季節がやってきたっ! ポールズヒマラヤンムスク このバラが咲きましたっ 「これはすごい勢いで茂るのです。」 棘もすごいんだけど… 「…
〜前回までのあらすじ〜 本格的な地対空シーズンに備え、闇の武器商人ショップに買い付けに向かったライル一行。 そして、さらな地対空シーズンはその深淵を顕にするのだった。 モッコウバラ 玄関前のモッコウバラが咲き始めましたっ。 「うむむ、なんで良い…
〜前回までのあらすじ〜 クリスマスローズと、ミモザの開花に湧いたライル一行。 だが、季節は一気に春となり、本格地対空シーズンが始まろうとしていた! _人人人人人人_ >地対空シーズンって何⁈<  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ 地対空シーズン 春ともなると上空に…
〜前回までのあらすじ〜 悪の枢軸、帝国軍の送り込んでくる、 キラーフロスト ( 霜 ) にやられて、例年ゼラニウムを枯らしてしまうライル一行。 「だがだっ!今年こそは奴らの思い通りにはさせないぞっ!」 そして冬と到来と同時に、可憐に咲くゼラニウム…
〜前回までのあらすじ〜 触手クリスマスリースによる強力な対魔結界を張り巡らせたライル一行。 一方で、地対空ガーデンにはハンギング、鉢植えのゼラニウムが強力な結界により帰還できずに取り残されていたのだった。 「だがオミクロン株を防ぐため、対魔完…
〜前回までのあらすじ〜 フェイジョアの大収穫に沸き立つライル一行。 だか季節は変わり… 「大変じゃ!大いなる災いの兆しが!間もなく恐怖の大王サタンが復活するとなっ!ナンマンダブ」 「えっ?おばば様それ白髭赤服おじいさんの勘違いじゃ?」 「いや、…
〜前回までのあらすじ〜 退魔の秘策として、ガーリックブレイドを夜鍋をして編んだのは夏の前。 灼熱の盛夏に襲いくる蚊の恐怖に怯えて、すっかりサボっていたガーデニングを再開する時が来たのだっ! お花屋さん 秘宝『paypayキャッシュバック』を求めて彷…
〜前回までのあらすじ〜 薔薇の開花と、たわわなジューンベリーに湧き立つライル一行。 「だが平和なライルランドに対して、敵は常に攻撃の機会を窺っているのだっ!ひと時も気を抜くわけにはいかないっ!」 ライルランド上空が手薄だっ!早く夏に向けた戦術…
〜前回までのあらすじ〜 春の足音と同時に、 闇の武器取引所 ( お花屋さん ) で、 戦略的地対空ミサイル ( ルピナスやらジキタリスやら ) の防衛網を整備したライル一行。 だが、そんな平和なライルランドの空に、またもや敵の偵察機が轟音を鳴り響かせ…
〜前回までのあらすじ〜 クリスマスローズの開花に備えて、闇から救い出したライル一行。 そしていつしか気温が上がり、春の空からの敵襲に備えて、フロントガーデン武装のシーズンがやってきたっ! _人人人人人人_ >武装のシーズン⁈<  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ …
〜前回までのあらすじ〜 大量に実ったフェイジョアの処理に追われるライル一行。 そしてライルランド周辺には、着々と秋の気配が近付きつつあった。 ガーデン アッシュさんの散歩からかえってきたら、ライルランドを取り囲むように生えている紅葉が少し色づ…
〜前回までのあらすじ〜 焦熱地獄のデスガーデン間一髪のところで、何とか越夏に成功したライル一行。 そして、そこには秋の気配が近づきつつあった。 紫の薔薇 「特報ですっ!特売品でゲットしておいた、紫のバラが咲きましたっ!」 早く北島マヤにバラを送…
〜前回までのあらすじ〜 紅百合が開花し、妖艶な香りを振りまいたのもかつての話。 もはや長く続く灼熱の太陽で全ての植物が干からびようとしていた。 「くっ、まずいぞ。このままではライルランド全土がデスガーデンになってしまうっ!」 _人人人人人人_ …
〜前回までのあらすじ〜 梅雨の季節は植物の季節。あじさいの咲き誇るライルランド地対空ガーデンに新たな蕾が花開こうとしていたのだった! 紅百合学園 百合が咲きましたっ! 「紅百合学園高等部、開校ですっ!」 ʕ•ᴥ•ʔ 「僕の身長を優に超えるデカさ。しか…