〜前回までのあらすじ〜
工作計画の完璧な棚卸をして、万全の体制で工作の秋に挑むライル一行。
だがだ!その作業前に必ず現れる、緊急サブクエスト、「失われた○○を発見せよ!」がいつも一行を苦しめるのだ。
そして、その突発性クエストに対するライルランド科学アカデミーの出した結論がこれなのだった。
『整理整頓』
「くっ、なんでこんな言葉ごときに、心が痛むんだっ!」
こうなったら、あの太古のアイテムを、再び動くようにする他あるまいっ!
呪いのバキュームシステム
この掃除機がいろいろ吸えて便利だったんだけど、ゴムが劣化して縮んだせいで
「エアを噛んで全く吸えてないっ!くそっ、なんて呪いだっ。モーターはブンブン回っているのに…」(´・ω・`)ショボーン
交換パーツとか売ってないし、稼動部ならまだしも、ゴミ受け如きで買い替えなのかと思ってたんだけど…
「はっ、ライル閃きましたっ!」(`・ω・´) シャキーン
復活への道
布切ってきた
「これをぐるりと巻きつけて、劣化スカートゴムを再生して、秋らしいシックなブルーの、エレガントコーデにしちゃう大作戦なのだっ!」
> コーデって何? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「ステッチャーで縫おうかと思ってたんだけど…」
因みにステッチャーっていうのはこんな道具。
「これでカヌーからザックからいろんなものを縫ってきたのですっ。」(`・ω・´) シャキーン
「でも縫うのはちょっと面倒なんだなー、おおお!」
ちょうど目の前にボンドがっ!
「見つけたっ!これがこの魔道具を復活させる鍵に違いないっ!」
ボンド塗ってよく伸ばしてと
おおお、驚きの密着度
ポニークランプとボンドの秘密
そしてくっつけたそれを強力圧着。
「そう、こんな時のために、ボクはポニークランプを何頭も買っているのだ。」(`・ω・´) シャキーン
それをグリグリと、自白するまで締め上げてと
「ボンドというのはね、素材と素材のミクロの凸凹を、接着剤が埋めた状態で固まるからくっつくんだって。」
そうチコちゃんが言ってたー(๑>◡<๑)
「ふふふ、これで明日からバンバン掃除が捗るに違いない。今に見ておれっ!」