ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

焚き火で焼く塊ローストポークと、悪魔の罠の巻!

〜前回までのあらすじ〜

ついに敵の四天王も残る一人となったライル一行。

だが、四天王の最後の一角、そこには帝国軍の恐ろしい罠が仕組まれていた!

豚のロース塊

「で、出たなっ!四天王最後の一角は貴様かっ!」

そこに現れたのは、まさかの豚ロースの塊だった!

「一体どう仕込んで、どれほど時間をかけて焼けばいいんだ!豚肉は中心温度60度で何分だったか…」

そして三日三晩眠れぬ夜を過ごした後、遂にライルランド科学アカデミーの結論が出たっ!

「この作戦しかないっ!」

そして仕込みから待つこと数時間。遂に戦いの火蓋は切って落とされたのだっ!

「出でよっ!ファイヤーボール!!」

おおっ、なんかエフェクトかけたっぽい撮れ方。これは本当にファイヤーボールに違いないっ(`・ω・´) シャキーン

そして、取り出したのはこれ、

「ふふふ、予め塩胡椒と、チリパウダー、その他諸々の、世界各国から集めた極上の香辛料。それを塗り込んで寝かせておいたっ!この見た目時点で、もう勝ちは確定したもの同然だっ!豚ロース塊!覚悟っ!」

それを焚火で軽く炙ってから、アルミフォイルにくるんでじっくり熱を通す作戦

なのでまずは軽く炙ってと🔥🍖

悪魔の呼び声

「らいるー、電話だよー」

「ちっ!良いところなのにしょうがないなぁ。」

そして30分後

「しまったぁぁぁぁぁ!肉を焼いていたことを忘れて、割り込み仕事に没頭してしまったぁぁぁぁ!きっかけのあの電話!まさか、帝国軍の差し金かっ!」

「そして取り乱しすぎて、その後のことは覚えていないんですが…。豚ロース塊ちゃんは、その時もう完全に焼死体になってて…うわぁぁぁぁーん」

_人人人人人人_
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無残な焼死体と小さな命

そして慌ててアルミフォイルに包んだけど、間に合うはずもなく。中身は無残な焼死体。

周りの煤と焦げ臭い匂いが、事件の凄惨さを物語っていた。

検視のために見ないといけないんだけど

検死官「ご遺族の方ですか?こちらへ。この度は誠にごしゅぅしょぅしゃまで…ごにょごにょ」

ライル「ううっ、気持ちの整理がっ!そして悲しみが深すぎて、とても直視できない…うわぁーん!豚ロースちゃん!!」

検死官「しかし、この戦火の中、母親は必死で子供の命だけは守ろうとしたのでしょう…」

はい?なんの話ですかなʕʘ‿ʘʔ

「この豚ロースは赤ちゃんを身籠っていたのです。そして、その子は奇跡的に一命を取り止めました!」

「えっ!」

そう、一皮剥くと、悲しみの中にも香りと味は一級品(๑>◡<๑)グスン、てへぺろ

どっちだよっ!

「グスン。くそっ、帝国軍め!こんな無慈悲なトラップを仕掛けてくるとは…!グスン。」

「しかーし、肉塊の恨みは肉塊で返すっ!3倍返しだっ!母の愛の深さを思い知るがいいっ!」

じゃ、ざっと2キロぐらいだね!(`・ω・´) シャキーン