〜前回までのあらすじ〜
くる日も来る日も、強制労働のポーラスコンクリート打設に駆り出され、体力の限界の縁を彷徨うライル一行。
だが、そんな中梅雨明けの灼熱の太陽は容赦なくライルランドに照りつけるのだった。
「くっ、完全に夏の灼熱の呪いで、生命体としての形状を保てなくなるところだった。もはや、あの伝説の秘密兵器の封印を解くしかないっ!」
水冷式ライルランド
という事で、打設したポーラスコンクリート上に、発泡性のシートと、一番安いプラダン敷いてと。
「これで多少のゴツゴツはカバーできるっ!」
「各所錆びてるけどまだいけるっ!」
鉄パイプは、ビニールに癒着しない様に、シリコンスプレー吹いてから通した。
「本当にそれで癒着しないかは、全く未知数ですっ。」(`・ω・´) シャキーン
あづい
「立つんだジョー!」
そして待つ事数時間。
トラブル発生
そして浄化フィルターと、塩素ジェネレーターを繋いでと。
「塩素ジェネレーターは、塩水からタイマーで塩素を発生させて水質をキープする、優れもの魔道具なのです。」
あれれ、なんか大事なことを忘れてる様な気が…
「はっ!そういえば去年のシーズン末期に、エラーコード91が鳴り止まなかったんだ!」
しまった思い出したくない記憶ががが!
「去年は帝国軍の呪いでエラーが出ただけで、今年はひょっとして治ってるとか?」
>だが全然ダメだった!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
youtube探すと、アメリカンな人達がホワイトビネガーでサルフェーション除去してなおったぜ!Wahaha!という話があるので、
「ホワイトビネガー同等濃度にサンポール薄めて漬け込んでと。うん!これはいいピクルスに🥒」(`・ω・´) シャキーン
※なりません。
「並行して、ツシマで蒙古と戦っているのですっかり寝てしまった!」ヤレヤレ ┐(´ー`)┌
そして大量の塩を調達。
ドバドバっとな
さらには、こんなしょうもないソーラー噴水をついついwishから召喚してしまった。
「さぁ塩素ジェネレーター。悠久の時を経て、今こそ目覚めよっ!ライルランドの名の下にっ!」
「ギューン!」
「やった!成功かっ!」
「ピーピーピーピー。エラーコード91でシステムダウンします。」
「ぐぬぬっ!このままでは夏の暑さでライルランドの民が溶けてしまう。いったいどうしたらいいんだ…」