〜前回までのあらすじ〜
突如領内に出現した、凶悪な野生のホールチキンを見事に焼き上げたライル一行。
だが、その影に更なる危険な魔物が身近に潜んでいたのだった!
この裏に潜む悪を暴くのは、誰かっ!
野生の魔物が現れた
そして、我々取材班は野生の魔物と隣り合う秘境、ライルランドを出発した。ここから先は道なき道をガイドのアッシュ氏と徒歩で行くほか交通手段のない人類最後の秘境なのだ。
※犬の散歩だろっ!
「そこへいきなり、人と食料を巡って常に争っているというこのハクビシンに遭遇したっ!」
さらに夜な夜な、人の鳴き声を真似る、妖術使いのキツネちゃん。
「警戒して、近寄れなかった…。無念!」
さらに野生化したフライパン
「恐らくは、ペットとして飼われていたものが凶暴化して人の手に負えなくなったのだろう…。このサビは全てフライパンからの妖気に毒された結果か。」
※違うだろっ!
耕運機
さらに我々取材班は、ガイドのアッシュ氏に従い、更なる未開の奥地へ歩みを進めたのだったその時!
「カメラを向けるなっ、気をつけろっ!子持ちの耕運機は人を襲うことがあるワンっ!あの人はもう諦めろワンっ!」
「まさか襲われてるとは…」
※耕運機は人を襲いません。
たがその先の未開の原野で、我々は想像だにしない、驚くべき遺物を発見するのだった。
「こ、これはっ!野生のさや菅配管ヘッダー工法っ!」
>さや菅配管ヘッダー工法!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
※思いっきり人工物だろっ!
そしてどこからともなく、強い視線を感じた先に…
「ライルランドホワイトマウンテンタイガーだっ!」
正に我々が獲物として狙われている…
「まだ子供の恐竜だが、親がどこかで警戒してるかもしれないっ!」
さらには
「野生化したルンバだとっ!」
その野生化したルンバは、人間を恨むかのように大きく開けたその口で、我々を威嚇しているのだった。
エピローグ
「ライルランド近隣で、ここまで魔物の気配が濃厚になっているとは…。まさか世界政府の発令した非常事態宣言は、この魔物の、いや、魔物に加えて覚醒したアンドロイドの目眩しのためかっ!おのれぇぇ!」
※違いますっ!
長老会のドン、ガースーはまさかこの事を知ったうえでコロナを口実に緊急事態宣言を出したという事になる…。はっ、そうだとすれば今までの政府の行き当たりばったりの無策も全て合点がいくっ!
「ま、まさかっ!これら全てを影で操っているのは帝国軍かっ!しまったぁぁぁ。」
ライルランドに迫る闇、さらにその背後に渦巻く巨大な陰謀。果たしてライルランドと日々の工作と鉄道網はどうなってしまうのかっ!