〜前回までのあらすじ〜
究極ミートローフの完成を目前にして、帝国軍の仕組んだ罠により、ダッチオーブンをヴォイドアウトで消滅させてしまったライル一行。
ミートローフを失い、熱々のダッチオーブンを素手で受け止め深い火傷を負ったライルは、茫然自失で山を彷徨っていた。
「ぐぬぬぬ、なんたる歴史的敗北。まだまだ修行が足りないのかっ」
そしてライルランド周辺に広がる大いなる大自然で、ライルは今日も厳しい修行に挑むのだった!
お題「#おうち時間」
「というわけで、ミートローフヴォイドアウト事件を猛反省して、拙者はアッシュさんと大自然で修行中の身なのです。」
ここはライルランドから、歩いて20分ぐらいで来れる一番近い山。
「清々しい空の元、みるみる足腰が鍛えられるっ!このみなぎるパワーで、挽き肉を当社比二倍捏ねてやるぜっ!」(`・ω・´) シャキーン
※挽肉捏ねるための修行かよっ!
フリーダムのアッシュさんは、呼べば戻ってくるんだけど、たまにボクを見失ってる。
「ていうか、犬は鼻が効くんじゃ????」
早朝だと鳥の声が響き渡ってるんだよ。
「トレーニングの成果で、もうすぐLv40に届きそうだっ!」
「きのこ発見しました!」
山道を満喫するアッシュさん。
「Lv50になったら、遂にボクも憧れの上級職に転職できるんだっ!」
※それドラクエウォークやん!
忍び寄る魔物の足跡🐾
「水路の立体交差だとっ…こんなところに幻の古代文明遺物が見つかるとは。しゅごいっ!コーフンしましたっ!」
この門は当然レールかと思いきや
「レールと車輪じゃなく、まさかのタイヤ式だとっ!貴様、新交通システム気取りか!!」
>新交通システム気取り⁉️<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「ボクはタイヤには萌えないっ!レールと車輪でない貴様如きを、世界遺産に認定はできないんだっ!」
※一体なんの話をしているんだ
怪しい穴は全部蛇の住処みたいで怖いよぅ。
アッシュさんの覇気で地割れが起きた。
※嘘つくなっ!
「ま、まさかこれは魔物の足跡!!まずい、まだ近くにいるかもしれないっ!」
きのこだけは逃さないっ!
「きのこの造形は面白いよねっ」
「そこそこ眺めもいいんだよっ」
「毎日散歩に10kmぐらい
邪悪な鉄道遺産
「
「お、車輪発見!」
サビと車輪はコーフンしますよねっ!
枕木とサビもコーフンしますよねっ!٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
「おおお、鉄橋直下に極秘潜入できる素敵エリアを新発見しました!わーい。」(๑>◡<๑)
そうしているうちに、遂に。
「おおお、Lv48まできましたっ!歩きまくっていたら毎日1レベルずつレベルアップしているのがわかるっ!上級職になればあのミートローフを倒せるかもしれないなっ!」
全ては打倒ミートローフなのだっ!(`・ω・´) シャキーン