〜前回までのあらすじ〜
幻惑のトゲトゲ森に咲き誇るバラの開花。それは次なるガーデンシーズンの序章に過ぎなかった。
だがそんな中、ライルランド地対空ガーデンの地権を巡って暗躍する影が徐々にライルランドに近づいていた!
私立紅百合学園高等部
ここは私立紅百合学園。その歴史ある名門お嬢様学園に突如として持ち上がった移転問題が。
生徒会長「何ですって?この歴史ある紅百合学園が移転ですって?私たち生徒会としてはそんな事断じて認められないですわっ!」
校長「もう理事会で決まった事なのだ!もう我々にはどうすることも…これは決定事項であり覆ることはないっ!」
生徒会長「そ、そんな…」
崩れ落ちる生徒会長
執事「お嬢様っ!お気を確かにっ!早くお嬢様を医務室にっ!」
専属メイド「はいっかしこまりましたっ!」
ということで私立紅百合学園の
>私立紅百合学園⁉️<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
そして早速工事が!
粗野な作業員「オラオラっ、どいたどいたっ!」
生徒会長「生徒会長として命じますっ!紅百合学園校内には何があろうと通しませんっ!」
粗野な作業員「詐欺の邪魔だっ!どけっ!」
生徒会長「きゃっ」
崩れ落ちる生徒会長
執事「お嬢様っ!この無礼者っ!」
粗野な作業員のボス「わしらにはこの理事会のお墨付きがあるんじゃ。文句があるならから金を出さんかいっ!いやそれともそのお嬢様の体で払ってもらおうか、くっくっくっ」
生徒会長「なんて穢らわしい!」
執事「お嬢様に何てことをっ!」
そして非情にも、私立紅百合学園の歴史ある煉瓦積みの解体工事が始まってしまったのだ!
※なぜ毎年学園ドラマ仕立てになるんだ?
煉瓦にタガネ当てて割ってくんだけど、幅広タガネが行方知れずになってるので、ハツリ用ハンマーと斧ぶち込みました。
生徒会長「私たちの学舎が…あぁ…」
これ積むの大変だったのに加えて、大雪降った時のユンボの雪かきで壊されて修理したりの思い出のレンガ積みなんですよね。
ライル「おのれぇぇ、理事会の老害どもめっ。お嬢様を穢した報いは必ず返すっ!」
※誰が主体だよ!
このレンガのモルタルあまり真面目に練ってないのと、一度重機で破壊されてるから場所によっては軽く剥がれるんですけどね。
そして掘り起こしてと。
実は車が増えちゃったんで、この私立紅百合学園とフェイジョアとトネリコが植ってる煉瓦を組んだ歴史あるライズドベットを解体することにしたんでした。
移転先にあるコニファーの切り株も根を切って掘り起こしまてと。
紅百合学園のお嬢様方一式を持ってきました。
続いて隣のトネリコ。これは前から抜こうと思って切り詰めてあったんだけど、根っこが意外と手強い…
「くっ、こうなったら農園パワーを使うしかないっ!」
まだ抜けないのかよ…
花の学園祭開幕
そうこうしてる間に、移植した百合が枯れることもなく見事開花しましたっ。(`・ω・´) シャキーン
「おお、なんと麗しい。お嬢様っ!爺は嬉しゅうございますぞっ!」