〜前回までのあらすじ〜
灼熱の日々と雷神との戦いに備え、強大な水エネルギーと浄化システムを稼働させたライル一行。
「これで夏の暑さの下の作業にも耐えられるっ!滞っていた梅雨の残作業を片付けなければっ!」
対魔の秘策
残作業その1、ガーリックの処理
「先日肥沃なライルランドデルタで、梅雨の中休み中に収穫されたニンニクがあるんだけど…」
「それをどう保管したのだっ?」
「実は乾かしっぱなしで、暑さにやられてないも何も出来ておらんとです…」(´・ω・`)ショボーン
「ばっかもーん!」
「ははーっ!これを例年と同じくこれを対魔の秘策と加工すべく、早急に泥を落としますっ!」(`・ω・´) シャキーン
茎付きで残してあるガーリックを並べて縛ったら
あとは、ひとつづつ重ねては巻き込むように三つ編みしていってと。
最後に束ねた先をきつく縛って、輪っかを作れば出来上がり。
今回は、焚き火の肉料理に仕えるように、そして魔除けも兼ねて、この焚き火場の梁に吊るしましたっ!
「これで魔物の付け入る隙はないっ!」(`・ω・´) シャキーン
※後ろに魔物がっ!
郵便ポストと5Gの壁
そして残作業その二。
「ライル殿、大変ですっ!」
「一体何事だっ!」
「ポストの蓋が何者かに破壊されておりますっ!」
「しまった!ライルランドと外界の通信手段が閉ざされてしまうとはっ!」
このままでは明日の文春の見出しは…
- 『杜撰なインフラ整備〜遂に明らかになったライルランドの脆弱性』
- 『現代社会の闇〜通信を絶たれた断絶国家の悲哀と結末』
このままおめおめと週刊誌のネタにされるわけにはいかないぞっ!(`・ω・´) シャキーン
※されません
「暑さにかまけて放っておいたものの、冷却機能を整備したライルランドに死角はないのだっ!」
玄関の枕木から取り外してから、リベットも外してと。
「なんで汚いんだ…」
しかしそれを洗って綺麗にしたら、工作の神が降臨して、俄然やる気が出てきましたっ!
まずは錆止め吹いてと。
さらに赤に変更してと。
「なんかイメージした赤と違うんだよなぁ。ちょっと貸してみなさいっ!」
結局黒も足してウェザリングしたりしたらこんな赤になりましたっ!
「蓋もナイロンナットで止め直しましたっ!」
これでシャー専用ポストとして、従来の倍の通信量が捌けるはずっ!まさにブレークスルー!
>これが5Gかっ!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
※通信量は変わりません