〜前回までのあらすじ〜
新たなツリーを探し、樹上での可動域拡大を狙って、密かにツリークライミングの技術習得に
そして、秋の風が訪れた今、このクライミング技術が通用するのか試される時が来たぜっ!(`・ω・´) シャキーン
白笛探窟家への道
「諸君!これは白笛探窟家への登竜門である!まずはこの樹の枝に、ロープをかけるセットアップの実技試験を実施する。始めっ!」
「こんな時に、手持ちのフライのリールとラインが役立つと思ってたんだけど、何者かが隠したのかまるで見つからない…ぐぬぬ。」
そしてなんとか見つけた代わりの糸を引き出して、先に重りがわりのカラビナ引っ掛けて投げてみた。
「おかしいな、こんなはずでは…全然ポイントにかからない…」(´・ω・`)ショボーン
投げては別の枝に引っ掛かり、投げては糸が絡まりの地獄の試練を繰り返し…
「そしてやっとのことでいい感じの枝を捉えましたっ!」
投げた紐に、ロープセーバーを付けてスルスルと。
ロープセーバーはクライミングロープを、間接的に枝に引っ掛けるための紐で、両端の輪っかのサイズが違います。
でここからどうするんだっけ??
※こいつ何もわかってないっ!
ツリークライマーへの道
もう一度スローロープを下ろしてと。ここにクライミングロープを引っ掛けて、ロープセーバーを通すのか。
「ぐぬぬ、遙か上空で引っ掛かってる…地味にロープのセットアップまでが一苦労だなぁ」(´・ω・`)ショボーン
なんとか通した。
「ふー、やっとなんとかなった。あとはこのロープの端を幹に結んでアンカーにすれば出来上がり。」
10mのロープじゃギリギリじゃないかっ!
上昇負荷との戦い
「ロープさえあれば行けるっ!ハーネス装着っ!」
そして、ロープにハンドアセンダつけて、ハーネスにつけたビレイデバイスで折り返したロープをハンドアセンダの滑車で受けて半分の力で登れる状態。
ハンドアセンダからはフットループ垂らしてあるので、半分は脚力で登ってく感じ。
「意外と楽に登れる!なんて高度なシステムだっ!」(`・ω・´) シャキーン
我々アタック隊は地上4000mmまで、高度順応しながら登っていった。
ゼーハーゼーハー
「ここまで来るとだいぶ空気が薄いな。」
※桁が違うだろっ!
そして今回のこのトライアルは、バラの枝の整理と、上空のスペース把握が目的なのだ
「この枯れ枝。今まで手が届かなかったけど、危なすぎる。」
因みに下降は、このグリップ緩めるとスルスル降りれるのです。
ここにも凶悪なバラのトゲががが!
数々の難関を潜り抜け、地上に帰ってきた
「そしてギアを回収するまでが遠足ですっ。」
ぐぬぬ、何かと引っかかる。
「今回の探検でかなり知られていない、コナラの樹上の環境が徐々にわかってきた。だが最大の問題は…」
「えっ?」
「ツリーハウスを建てるには、スペースが足りないことだっ!スペースの確保のために、枝を何本か空中戦で撃墜する必要がある!」
>空中戦で撃墜!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「よしっ!空中はボクが制すっ!そして撃墜王にボクはなるっ?」