〜前回までのあらすじ〜
立ちはだかる巨大ミートローフを、聖なる炎とダッチオーブンで見事焼き上げたライル一行。
だが平和なライルランドにまた新たなる強敵が、クロネコヤマトに運ばれてやってきた。
※ネット注文しただろっ!
巨大サーロインの猛攻
その巨大サーロイン1kgがやってきた。
「くっくっくっ、貴様如きにこの1kgの巨大が倒せるかな。質量こそ力っ!」
「くっ、なんでデカさだっ!」
そしてそれをライルソード🗡️で3枚におろした。
このナイフはアラスカで巨大スズキとかサーモンとか釣れた時使ってたフィレナイフ。
「極北探検してなくて出番がないので、お肉用に転用しましたっ」
最近せっせと剪定枝片付けてるので、着火剤には事欠かないのです。
そして、いざ投入っ!
「地獄の業火で浄化してくれるわっ」
師匠のトムさん曰く軽く火が当たるぐらいのところで焼けと。
トムさんはテキサスの老舗ステーキ店のオーナーね。
「そして指で触った時、表面が茶褐色に変色して硬くなったぐらいで完成ですっ。わーい」
これ焦げる直前なんだけど、アミノ酸がメイラード反応して変質して香ばしくなった状態なんです。
そして中はミディアムレアぐらい。火を通しすぎると硬くなっちゃうので、アルミフォイルに包んで保温して少し肉汁を落ち着かせましたっ。
焼き加減は最高にいい感じ。
でもこのサーロインちょっと筋っぽいな…
肩ロースとか最初から筋っぽいのわかってる時は、焼く前にナイフで筋切っておくと食べやすいです。
そしていい感じの熾火な。
夜のライルランド野営地は、ソーラーの電飾が点くんですよ。(`・ω・´) シャキーン