ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

焚き火ステーキ頂上決戦〜スケルトンロード耐久勝負の巻

〜前回までのあらすじ〜

遂に復活した四天王の一角、戦慄のリブアイ将軍を撃破したライル一行。

だが、その頃ライルランドには不穏な空気が漂っていた。

「ライル殿っ!先日 冒険者ギルド コストコ で仕入れた スケルトンロード スペアリブ が二枚入りだったという報告が入っておりますっ!」

「くっ、あの違和感は帝国軍の罠だったか!このままでは、左右のリブが一体となってスケルトンロードが復活してしまうっ!一体どうすれば…」

※左右のリブが一体になった図

もしもスケルトンロードの復活を許してしまうと、一頭丸焼きしなければならない、それはそれは恐ろしい呪いなのだっ!(`・ω・´) シャキーン

ダブルスペアリブの呪い

「こうなったら、せめてスペアリブ一枚分をガツンと焼くっ!」

「いえこの肉、スケルトンロードは火を通す必要があります!そんなのは不可能ですっ!」

「いや、やるしかないっ!この石窯に秘めた魔力でっ!」

そして我々は初の石窯低温グリルテキサス風に挑むのだった!

ガシッと着火した。

「そして問題のブツはこれかっ!」

「丸々だとデカすぎて扱いづらいので、半分にして、ライル特製適当ペーストを調合しましたっ。」

その決死のタレ攻撃で弱体化しせておいたスペアリブ。

「トレーに網乗せてその上で焼くことにした。」

「ボクの持ってる秘伝の書によると、125-150度ぐらいで3時間半焼くべしと書いてある。」

「焼き上がるまで、しばし草屋根を見ながら御歓談ください。」

激闘三時間

だが、ここからその温度をキープしながら焼き続けないといけないのだっ。

キープって難しいの…

「でも石窯から溢れ出す魔力で、凄くいいムードに焼き上がってる!」(`・ω・´) シャキーン

「ライル殿。秘伝の書によるとタマネギをスモークしておいて、最後につけるタレに加えろと書かれてあるが…」

はいっ?ʕʘ‿ʘʔ

「しまったぁぁぁ!ライルのバカバカっ!先に焼いておかないといけないじゃないかっ!」

しまった。第二次ソース作成に出遅れた。

そして同時に焚き口を閉じたりしての、決死の温度コントロールが続く。

少し焼け焦げてきてるけど、大丈夫かな?

「やむを得ないっ!タマネギをこの辺で打ち切りにするしかない。そしてこのドクターペッパーと、スモークタマネギをベースに急いでソースを作ってくるっ!」

「これで貴様も終わりだっ!ライル特製マジックソース攻撃っ」

ここから三十分。

「あれれ?最後に火加減ミスってやっちゃった気がする…」

「お肉はボロボロでめちゃくちゃ美味しいんだけど、なんとも表面が焦げてる…」(´・ω・`)ショボーン

「骨もするりと外れるんだけど、なんとも表面が焦げてる。」(´・ω・`)ショボーン

「この最後のオニオンソースの罠に、まんまとやられて台無しにしてしまったぁぁ!」