〜前回までのあらすじ〜
遂に復活した四天王の一角、戦慄のリブアイ将軍を撃破したライル一行。
だが、その頃ライルランドには不穏な空気が漂っていた。
「ライル殿っ!先日
「くっ、あの違和感は帝国軍の罠だったか!このままでは、左右のリブが一体となってスケルトンロードが復活してしまうっ!一体どうすれば…」
※左右のリブが一体になった図
もしもスケルトンロードの復活を許してしまうと、一頭丸焼きしなければならない、それはそれは恐ろしい呪いなのだっ!(`・ω・´) シャキーン
ダブルスペアリブの呪い
「こうなったら、せめてスペアリブ一枚分をガツンと焼くっ!」
「いえこの肉、スケルトンロードは火を通す必要があります!そんなのは不可能ですっ!」
「いや、やるしかないっ!この石窯に秘めた魔力でっ!」
そして我々は初の石窯低温グリルテキサス風に挑むのだった!
ガシッと着火した。
「そして問題のブツはこれかっ!」
「丸々だとデカすぎて扱いづらいので、半分にして、ライル特製適当ペーストを調合しましたっ。」
その決死のタレ攻撃で弱体化しせておいたスペアリブ。
「トレーに網乗せてその上で焼くことにした。」
「ボクの持ってる秘伝の書によると、125-150度ぐらいで3時間半焼くべしと書いてある。」
「焼き上がるまで、しばし草屋根を見ながら御歓談ください。」
激闘三時間
だが、ここからその温度をキープしながら焼き続けないといけないのだっ。
キープって難しいの…
「でも石窯から溢れ出す魔力で、凄くいいムードに焼き上がってる!」(`・ω・´) シャキーン
「ライル殿。秘伝の書によるとタマネギをスモークしておいて、最後につけるタレに加えろと書かれてあるが…」
はいっ?ʕʘ‿ʘʔ
「しまったぁぁぁ!ライルのバカバカっ!先に焼いておかないといけないじゃないかっ!」
しまった。第二次ソース作成に出遅れた。
そして同時に焚き口を閉じたりしての、決死の温度コントロールが続く。
少し焼け焦げてきてるけど、大丈夫かな?
「やむを得ないっ!タマネギをこの辺で打ち切りにするしかない。そしてこのドクターペッパーと、スモークタマネギをベースに急いでソースを作ってくるっ!」
「これで貴様も終わりだっ!ライル特製マジックソース攻撃っ」
ここから三十分。
「あれれ?最後に火加減ミスってやっちゃった気がする…」
「お肉はボロボロでめちゃくちゃ美味しいんだけど、なんとも表面が焦げてる…」(´・ω・`)ショボーン
「骨もするりと外れるんだけど、なんとも表面が焦げてる。」(´・ω・`)ショボーン
「この最後のオニオンソースの罠に、まんまとやられて台無しにしてしまったぁぁ!」