〜前回までのあらすじ〜
「高層樹木を一掃せよっ!」と銘打って庭木の剪定に取り組んだライル一行
「だがあんなものは、所詮はお遊び。地上から脚立で届く範囲のちょっと高い場所でしかないのですよ。」
そして今回のターゲットは....
新装備品集結!
今回選定しようとしてるのはこれ。ジャジャーン
「メタセコイアは新生代第三紀から生えてるらしくて、生きた化石って言われてるんですよっ。で伸びるとこのザマです。もはや生きる古代兵器ですっ。」(´・ω・`)ショボーン
これで20mちょいぐらいですかね。
離れてみるとこんな感じ。
「紅葉も綺麗だし、黄緑の新緑もわさわさしてて可愛いんだけど、いくらなんでも伸びすぎたろっ!」
学校とかにもよく植ってますよね。
メタセコイアの目処がたったら、手前のタブノキも切らないとですよね...
でいつもの木登りセット出してきました。木登りするのに夏は暑いから寒くなるまで待ってたんですよね。
「ハーネスに、カラビナ。昇降用のグリグリとロープに、ランヤードと。」
更にマジックテープ固定のスパイク地下足袋も新調してみました。
そして樹上作業に便利かと思って、1万5千ゴールドぽっちの、激安充電式剪定バサミ、チェーンソーのセット召喚しておいたんだけど…
「これはゴミかもしれないなぁと思って、実は未だ開封すらしてないです…」
なんせ名前が農園セットだし…
>農園セット!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
剪定バサミは手で切ってると疲れるから、電動のは前から興味あったんだけど。
それから、ダメ元で5000ゴールドで召喚した昇降器。
「達人が杉の木をスイスイ登るやつですね。」
「で、試しに履いては見たものの、とても登って途中でチェーンソー振り回せる感じがしなかったし、なんか墜落の危機を感じたので思いっきり計画変更ですっ。時代はSRTですっ!」(`・ω・´) シャキーン
SRTってのはロープを上から固定で垂らしておいて、それに器具でしがみついて登る方式ね。ここまではコナラのツリーハウスでも上り下りしてるから大丈夫。
木登り器で登るつもりで下の方の枝は、綺麗に落としちゃったので、ハシゴを掛けてと。
「ハシゴがぐらつくからちゃんと上で固定してと。」
そして少し上からロープ垂らしてぶら下がりつつ、幹にもランヤード回して落ちないようにしてと。
「そしてここからが今回厄介なところなんだけど、下には薪棚と、ウッドシェイクのガーデンシェッドがあるのですよね…」
いつもなら剪定枝はそのままガツンと自由落下なんだけど、今回は道路に近かったりもするので衝撃吸収しながらちゃんと下ろす技を編み出す必要があるのですっ!
「なので別途ロープを斜めに垂らして、これに沿って小枝を下ろす作戦。」
そして最終的にはツリートップと幹もなんとかしなきゃいけない呪いががが。
「そのためにも、下ろす際の重量感覚を会得しておかないといけないのですっ!」
落とす枝にシリング巻き付けて、そのロープになんかリリース機能付きのシャックルに紐つけておくと、下に降りなくてもシャックル回収ができるという仕組み。
「まだ先は長いけど我が影を見るに、かなり進んだかっ。」
※いや、影の遠近感でそう見えるだけだろっ!
「はたからみると小さな一歩だけど、ボクらライルランダーにとっては偉大なる一歩なのですっ!」