ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

焚き火ステーキ頂上決戦〜幻のチメニアでスペアリブを浄化せよっの巻

前回までのあらすじ

遠くマルセイユから攻め入ってきた冷凍ブイヤベースを、見事に焚き火パエリアパンで焚き上げ浄化したライル一行。

一方で、剪定に精を出すライルランドには、焚き火に適しない小枝の山が残っているのだった。

「くっ、一体この燃えない小枝をどう処理したら良いんだろう…」(´・ω・`)ショボーン

焚き火場で燃しても加減も効かないし、いざ燃え出すと火の粉が舞って面倒なんですよね。

「はっ、ボクには忘れ去られし秘密兵器があるんだった!」

チムニア出撃

そしてしばらく使ってなかった「チメニア」を引っ張りだしてきました。

「これずっと『チムニア』かと思ってました....。」

でも今更だし、チムニアってことにするしかないっ!

「大体カタカナにした時点で、元と発音違うんだからっ。ここはgoogleをケムに巻くしかないっ!」

en.wikipedia.org

まぁどっちにせよチムニーの携帯版なわけで、台と素焼きのツボなんですよね。

「悪徳宗教も、高価な壺より、こういう便利な壺売ってくれれば良いのにね。あ、それじゃ悪徳感が出せない問題か。」

小さくても煙突ついてるので、上昇気流ですごく燃焼効率がいいんです。

「煙突の上に直置きするわけにも行かないので、上からチェーン釣っていい感じの高さに調整しておきました。」

で今回の燃料は、剪定したものの水分も脇枝も多くて困ってたカツラの木の枝を主軸に、景気づけのクヌギやトネリコを入れてく感じでスタートですっ。

「おおお、あれだけ燃やしにくいわ、火力はでないわのカツラの小枝がガンガン燃えて一気にダッチオーブンがあったまっただ!」

さて、そこへ先日ダンジョンで討伐した オーク肉 豚スペアリブ を骨に沿って切り分けてと。

「これをドカンとダッチオーブンに投入して、下茹でです。」

一旦適当な別鍋にあげて洗ってから

これから本番。

「泡盛と、ネギと、粉末生姜加えて、小枝だけでコトコト海んちゅソーキにする作戦開始っ!」

これを暫定自在鉤にセットして

「こういうことしだすと、囲炉裏と自在鉤ってめちゃくちゃ欲しくなりますねっ。」

囲炉裏部屋作らないとなっ。(`・ω・´) シャキーン

あとはたまにあく取りしつつ、ひたすら小枝をチメニアにくべてくだけ。

お、クタクタになってきた。

ここまで約二時間だった気がする。

たまにこう火が強くなっちゃうんですよね。

そして、最後にクタクタに柔らかくなったスペアリブを、醤油と砂糖で味付けしたら完成ですっ。

沖縄そばがないのでうどんで、ソーキうどんににしましたっ。

「しまった、ツユを漏らさず入れようとしたら、汁だくになってしまった。」

すっかりライルランドで忘れ去られようとしていたチムニアの実力が凄かった。

「これは、もう攻めてくる魔王軍の全てをチムニアで焼いた方が良いのかもしれないなっ!ボクの実力を思い知らせてやるっ!」(`・ω・´) シャキーン