〜前回までのあらすじ〜
地対空ガーデンに侵入した、憎き魔王軍の殺人防ホーネットを見事に駆逐したライル一行。
そしていつしか蜂も見かけなくなり、霜が降り始めようかという季節になっていた。
紅葉狩り
ライルランド南方には紅葉ばたけが広がってるんですね。
「じつはここは古墳らしいんですけど。」
「なので秋になると家の前が真っ赤に。」
もちろんツリーハウス作りかけの、コナラの大木も紅葉真っ盛りですっ。
「ってことは、これがこれから落ち葉として降ってくるのかぁぁ。」
まぁ、落ちるものは仕方ないですけど。
闇の侵入者
さて、前に植ってたミモザが枯れちゃって、新たに植え替えたんだけど、どうもこの邪悪な白い虫が木を痛めてるらしいのね。
「くっ、ミモザを枯らすカイガラムシが今年も樹皮に侵入してやがるっ!」
まとめて剥がして丸焼きの刑にしました。
「こういう職人さんの細かな手入れによって、春一番に黄色い花を咲かせるわけですねっ」(`・ω・´)シャキーン
そして晩秋にやらねばならないことがもう一つ。
「はっ、霜が降りる前に、このゼラニウム達を退避させなくてはっ!」
これらは掘り上げて、新聞紙に包んで段ボール冬眠させるいつもの作戦を決行しましたっ。
「咲いてるとこ掘り上げて切り詰めるのがすごく可愛そうなんですけど...」
フェイジョア収穫
秋になるとゴロゴロ落果してくるフェイジョア。
この状態だと未だ熟れてないんだけど、転がしといても痛んじゃうので、アッシュさんの散歩の度にせっせと拾っておいたんですっ。
暫く室内で追熟させて半割にするとこの通り。
「スプーンで掬って食べると、洋梨みたいなザラっとした果実でとても美味しいっ!」
くるんと取れます。
一方でこの閑話休題の間に虎視眈々と、ツリークライミングのツールを集めつつあったのでした。
「そろそろメタセコイアを本格的に剪定しないと、手が届かなくなるっ」