〜前回までのあらすじ〜
コカトリス三人衆を、聖なる炎で撃破したライル一行。
だがそれは、怒涛の集中攻撃の序章に過ぎなかったのだ!
「はっ!魚介類満載のスペイン無敵艦隊だとっ!」
「くっくっくっ、ライル!これで貴様も終わりだっ!」
「なんだとっ!」
「ゆけっ!チョッピーノっ!」
「くっ、なんて魚介の大群だっ!早く聖なる炎を起こさないとっ!」
チョッピーノスープ
ここでチョッピーノスープについて説明しておこう。
かつては
>善良なスープ!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
だが、時間の経過とともに、帝国軍のダークフォースに飲まれてしまい、賞味期限には悪の化身『チョッピーノ酸腐』に成り果ててしまうのだっ。
「チョッピーの魂を救えるのはボクしかいないっ!聖なる炎を点火だっ!」
※ 急にチョッピーって馴れ馴れしく呼ぶなっ!
そして、バラが伸びてきて、ここ山賊の野営地でもバラを愛でることが出来るんですっ。うっとりなんですっ(๑>◡<๑)
火が落ち着いたところで、いろいろ準備と。
「例によってパエリア鍋が錆び付いてる…おのれ帝国軍めっ」(´・ω・`)ショボーン
鍋の錆は灰クレンザーであらかじめ落としておいた。
「タマネギとエビ🦐を軽く炒めて、さらにお米も炒めて、一気に出来合いのスープを投入ですっ!」
「おおお、なんでお手軽パエリア🥘なんだっ!高価なサフランも不要だし、全部入りスープだし最高じゃないですかっ!」(`・ω・´) シャキーン
「パエリアとくれば、この
だがそうしている間にも、レンガ職人の絶妙なレンガ捌きで、鍋の高さを変えつつ、薪を並べつつの高度な火加減制御が行われていることは、あまり知られていない。
しかもパエリアの場合は、鍋の水平と、火の当たりを均一にするための鍋の回転まで、三軸方向の調整が必要なのだっ!
そして、ライルランド特産焚き火パエリア🥘スモーク仕立ておこげ付きが焼きあがりましたっ!(`・ω・´) シャキーン
「魚介の旨味が凝縮して、レモンをかけて食べるととても美味しいっ!これでチョッピーの魂も救われたなっ」(๑>◡<๑)
「くっ、チョッピーノスープを腐らせずに見事なパエリアに作り変えるとは!ライルめ今に見ておれ!」