〜前回までのあらすじ〜
中古のオフィス用パソコンをリサイクル召喚して、無理矢理グラボをはみ出し装着させるという、荒技に出たライル一行。
「だが、これじゃゲーミン、ぎゃ!」
「シー!、声がでかいっ!気付かれるぞっ。これはライルランド内でも知る者の限られた、超極秘国家プロジェクトだろ!」
「そう、高度なお仕事用パソコンとして決定的に性能が足りないのだっ!ヒソヒソ」
>高度なお仕事用!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
この絶対的窮地を、ボクは一体どうやって乗り切ればいいのだっ!
野良グラボ発見
そしてアッシュさんとの散歩中
「わんわん!」
「こ、これは!!!そこの野良グラボ!大丈夫かぁぁぁ!!」
※どうみてもボードが違うだろっ!
「ということで窮地を救われた野良グラボが、お礼に機を織って残していったのが、このちょっといいグラボです!」
「うそだぁぁぁ!!!」
「じゃ、そういうことで。」
「そういえばもともとの中古PCが、スリムPCですよ!こんなんいれたら電源持ちませんよ!」
そう思って、躊躇なしにパワフルな電源も召喚した。
「なんと!でもこのマザボはHPの特殊コネクタで、普通の電源に換装出来ないらしいんですが。」
「くっくっくっ、このボクが真面目に換装するとでも?今のマザボへの電源供給は一旦そのままで、グラボ用に別電源を動かすのだ。」(`・ω・´) シャキーン
「そんなバカなっ!無茶苦茶だっ!ITへの冒涜だっ!」
「これが究極奥義の二刀流、デュアルパワーオブライルランドだっ!」
> 二刀流? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
そしてまずは動作確認用のグラボを外して
そして早速木枠に換装!
>木枠PC!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
木枠使うな!
「そして、どこでも延長コネクタで、筐体に入らずとも、リモートワークでなんとかなる!」
※それはリモートワークじゃねぇ!
工作タイム
「さて、これからが本番の自作PCタイムですっ!電源を載せてと、ぎゃー滑り落ちた!」
「くそー、ライルランドと熾烈なスーパーコンピューター競争を繰り広げている、帝国重工の仕業かっ!」
早く完成させないと、まずいっ!
「電源ボタンいれないといけないんだけど。。。。くっ、このスイッチじゃだめか。」
「仕方ない。このコネクターを銅線で短絡させよう。」
※うわー、また強引なことを。。。
「ふー、なんとか完成した。」
※これが完成なのか!!
「ふふふ、箱なんてただの飾りなんですよ。偉い人にはそれがわからんのですよ。」
「おおお、奇跡的に動いたよ!!。さすがに8Gじゃつらいから、動作確認済んだら召喚中古メモリで16Gにしておこう。」(`・ω・´) シャキーン
内訳
さて、今回の召喚代金はと。
- 新品PCIe 延長ケーブル 2,800
- 新品電源600W 5,756
- 新品グラフィックボードRTX2060 38,529
- 中古メモリ4Gx2 3,278
- 中古ディスプレー 8,800
- 中古SlimPC(core i5)/mouse/keyboard 17,600
「トータル76763ゴールドかぁ。まぁこんなもんならいいか。こうなってくるとCPUがちょっとしょぼくなってきた感じだぜっ!」(`・ω・´) シャキーン
「っていうか、メインはほとんど本体の倍の値段のグラボ代金じゃないかぁぁぁっ!」
さらに本当はHPマザボ用の、特殊変換ケーブルを召喚中なんだけどこない。(´・ω・`)ショボーン
「くそっ、これもまた帝国軍の妨害工作かっ!」