〜前回までのあらすじ〜
マイニング需要の高まっていると言われるグラボを、物理的に一刀両断したライル一行。
さらにケース筐体もルーターで切り刻むという悪魔の所業に手を染めるも、はみ出し系PCは以前収まり悪く、内臓を外界に晒し続けていた。
「このままでは、外界に漂う有害な粉塵に呑まれて花粉症を発症してしまうかもしれないっ!」
※PCは花粉症になりません。
格安ケース召喚
そして我々は闇の武器商人の犇くアーマーゾーンで、幻の格安ケースを発見したのだ。
「こ、この連邦軍の白い木馬はっ!この巨大収納スペースなら、ボクのモビルスーツも搭載できるっ!」
※モビルスーツは乗りません。
「しかも破格の3938ゴールドだとっ。」
あの鉄のPCフレームを切り刻む手間に比べたら…
「あの苦労はなんだったんだ…。よし、いざ召喚!」
というわけで遂にHPだった黒いPCが、白い木馬に脱皮、そしてメガ進化する時が来たのだっ!
>脱皮いうなっ<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
その白いのが来た。
「くっくっくっ、これでボクのPCも白物家電の仲間入りだなっ。」
こちらが現状の、内臓はみ出し系HP
生体全内臓移植
現状のイメージ画像
「先生、患者のバイタル安定していますっ!」
「よし、メスっ!」
コネクタを片っ端から外してと。
SSDとかも、はみ出し系の空中浮遊だったのが、いい感じに収まりそう。
「この端子はフロントのスピーカーやら電源ボタン、インジゲーターなんだけどピン組み替えなきゃ」
「ぐぬぬ、一つづつ職人が丁寧にはめ替えたものの、まるでうまく動く自信がないっ…」(´・ω・`)ショボーン
バラバラにしちゃったけど、本当に動くのか疑問だなっ。
マザボ付属のスピーカーだけ外して流用してと。
「あとの内臓は無くても動くだろきっと。なんだかわかんないし。」
※おいっ!
フロントパネルのUSB2.0と3.0は、新ケース付属のUSBに載せ替え。
そしてついにマザーボードと電源、pciカードとSSDと、飾りのHDDと主な登場人物が白い筐体に収まった。
>飾りのHDD?<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
HDDはそのうちSSDの容量が足りなくなったら、おまけ程度に繋げるつもりで置いてあるだけなのね。
USB3.0の罠
「ぐぬぬっ、ケースのフロンパネルUSBコードが、前回手術したばかりのグラボにまた干渉するとはっ!おのれっ、武器商人め、計ったなっ!」
仕方ない、ケーブルをシェイプアップしてフレキシブル化して、結果にコミットしてみよう。
※またもや物理的工作なのか!
「だめです!こうなったらグラボにも譲歩してもらって、さらに切り刻むしかありませんっ!」
どんどんグラボが侵食されてく…
「ITの世界は生存競争が激しいのだっ!」(`・ω・´) シャキーン
CPUファンを適当なナットで留めてと。
これで動くはず。
「ホワイトベース発進っ!げっ!USBを認識しないだとっ!そんなバカなっ」
ライル史上最大のピンチっ!
このまま白い粗大ゴミと化してしまうのか。