〜前回までのあらすじ〜
愛馬カブゴン(体重50t推定)で、駅まで通うライル一行。
リアランプの球切れで、悪の公安警察に目をつけられたりしながらも、元気に暮らしていた。
だが、最近トラブルがないなと思っていたその矢先、電装系に事件がっ!
妖猫シマシマー
テレビに映る岩合さんの世界ネコ歩きの、テレビを見つめる猫のシーン、それをさらに見つめるシマシマーという無限猫地獄。
そして隙あらば、テレビの猫の尻尾に悪戯するのだっ!
「盗み食いやらもあるしシマシマーの悪さがすぎる…。邪魔だから退いてくれませんかね…」Σ(-᷅_-᷄๑)
受難のカブリン
「確かに乗っていたときに、急に前方からカラカラとした音が聞こえたんです。でもそれがまさか邪悪な呪いによるものだったとは…」
日没後の仕事帰りにカブリンに乗ろうとして初めて、愛馬カブリンに大問題が発生した事に気が付いたのだ。
「いつもはギラギラしたカブリンの目から、生気がなくなってるっ!一体どうしたんだ、カブリーーーン!」
実はライルランド周辺地域は、夜はダークワールドの広がる限界集落なのだ。
「やばい、この暗闇では、ギラギラしたカブリンの目がないとやばいっ!いくら帝国軍の妨害工作には慣れっことはいえ、これは非人道的で酷すぎるっ!」
こうなったら、史上最速で呪いを解くっ!シュタッ!
呪いの正体
そしてカブリンの可愛い丸目をよく見てみると…
「な、なんと、電球がライト内で外れてる?でも待てよ…何でここに落ちるんだ?」
そしてヘッドライトユニットを外して、ライルランド救急医療センターへ。
ライル「先生!電球がたまたま外れたんですかね?」
ドクター「いや、これは…まずい、強力な呪いがかけられている。緊急オペだっ!メスッ!」
ええ?何がどうなってこうなった?
「つまり、電球が外れたのではなく、電球自体のフランジが、強力な呪いにより破損したのです。そのため、もともと剥がれかけの、ライトユニットの開腹手術になっています。」
なんか大ごとななってるんだけど…
「緊急オペだったから近所で買ってきたけど、この交換用最安マジカルランプが1000ゴールドもするとは!」
この際LEDにしたかったのに。(´・ω・`)ショボーン
痛恨のミスと決死の攻防戦
そして開腹手術ついでに、反射板をコンパウンドで磨いておこう。
「げっ、擦りすぎた!この期に及んで痛恨のミスかっ…」てへぺろ
黄ばんでたカバーも磨いたよ。(`・ω・´) シャキーン
防水するのにシリコンシーラントでライトカバー接着してと。
開けかけのシーラントは、サランラップで再封印!
サラン「ここは俺が食い止めるっ!早くカブゴンにライトをっ!」
ついた!
しかし、電球のフランジが外れるなんて聞いたことないんですけど💡