〜とある日のライルランド〜
俺はリヴィアのゲラルト。ウィッチャーだ。
ゲラルト「掲示板に出てた依頼の件で来た。何があった?」
依頼人「ああ、ウィッチャーか!良かった。待っていたよ。実はライルのこさえたトイレの水の流れが悪いんだが、見てくれないだろうか。」
「おいおい、トイレ修理なら水道屋に頼むんだな!」
「ちょっと待ってくれ。流れが悪いのは怪物が原因なんだ。」
「ふむ、実に興味深い。」
「そしてライルランドは肉貨幣経済なので、報酬は肉塊🍖1.2kgでどうだ?」
_人人人人人人人人_
> 肉貨幣経済! <
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「いいだろう。引き受けよう。現場に案内してくれ。」
ここが問題のトイレか。おそらくストレーナーが詰まっているだけだろう。
サイドの蓋を外して、元栓を閉めて。
そして問題のストレーナーはこれか!
専用工具が転がっていたが、ガッチリと固着して開かない。
「何か強力な呪いで封印してあるに違いない…周りを調べてみよう。」
ウィッチャーはその超人的な感覚で、かすかな痕跡さえ辿ることができるのだ!
「こ、これはハーピーの羽!ここで何かと戦ったのか。まだ死んで間もないようだ…」
…それ普通の鳥の羽、ガハッ
「さらに痕跡をたどってみよう。」
「これは野兎の死体。この噛み跡は怪物にやられたか。しかしライルランドに野兎がいるとは初耳だな。」
うさぎちゃん🐇(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)カワイソス。
…しかしどう見ても車に…ガハッ!
「なるほど…犯人は帝国軍の仕向けたオオムカデかっ!」
うむ、これでストレーナーが外せるはず。
というかね、マイナスの溝があるもんで幅広のマイナスドライバー必死で探してたんだけど、ボルトなんだからラチェットで回せばいいじゃんね。
そして中には…
「この詰まったカスは…ライルが昔ノコギリで切り刻んだポリ管のクズじゃないか!」
へっ(・・?)ボクのせい?
依頼人「どうだウィッチャー?怪物は倒したのか?」
ゲラルト「ああ、恐ろしい怪物の呪いでストレーナーが詰まっていたが、全て退治した。これでもう具合が悪くなることはないだろう。」
依頼人「ありがとうウィッチャー。これは約束の報酬だ。」
〜〜〜〜〜〜〜
という壮大なる食欲をそそる前振りがあってこその、祝いの肉祭り🍖なのだ
今日のお肉は厚み5cmの牛の🐄リブロース。お、重いっ!
その600g二枚合計1.2kgを一気に焼くっ!
まずは塩胡椒して、いい感じに育った焚き火にドーン
じっくり焼いていって
焼けたかどうかは、触った時の弾力でわかる。そうウィッチャーの超人的な感覚で!
わおっ!そして猫流派の鋼の短剣でブスリとな
こ、この柔らかさと噛みごたえの絶妙なバランス。見事にメイラード反応した表面に封印されし肉汁🥩