ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

焚き火ステーキ頂上決戦〜BBQの最高峰、巨大ブリスケットに挑めっ!

〜前回までのあらすじ〜

思い起こせば2年前、冒険者ギルド(コストコ)で見つけた4kgもの巨大ブリスケットを闇雲に焼いて無惨な結果に終わったのだった。

pippirail.hatenablog.com

「ぐぬぬっ!9:00に着火して、19:00まで十時間に及ぶこの死闘はなんだったんだ…」

完全なる敗北...

それから2年、我々麦わらの一味は過酷な修行を経てついに!

「今回もっとコンパクトサイズ2kgのブリスケをアーマーゾーン(amazon)で見つけましたっ!今回は決して失敗しないっ!」

そしてインスタ初めてみたのだけど用語もやり方もなんもわからん...

リール?ストーリー?なにそれ????知ってる人おしえてくださいっ(´;ω;`)

そしてリールってのを作ってみたんだけど大変すぎて3回死にました。

ブリスケット

ブリスケットっていうのは牛の肩バラ肉を使ったアメリカンBBQ料理で、まぁなにせ長時間スモークで低温調理するんですね。

で、その一番筋張った肉を圧力釜でも使って茹でりゃいいのに、BBQだけでホロホロに焼き上げるという物好き料理なんです。

手元のBBQの教科書によるとこんなタイムスケジュールががが!

  • 4am 起床して着火
  • 5am ブリスケットをスモーカーへ
  • 9-10am ブリスケットをブッチャーペーパーでラップ
  • 2 or 3 pm ブリスケットを取り出して休ませる
  • 5 or 6 pm スライスして頂く

「14時間かかってるやんけ!」

まあこれはアメリカンサイズ5.5kgぐらいのブリスケットを丸々焼き上げる場合なんだけど、今回調達したブリスケットは2kg4000ゴールドの品。

前回の反省としては

  • 冬場の石窯あたためるのに手間取って、焼き始めが遅かった...。
  • いくら肉がでかいと言っても調子に乗って胡椒振りすぎた。
  • 火力制御ミスった結果、焼き過ぎて硬かった。硬いよりかは茹で肉のがマシ

というわけでこの反省を踏まえて

  • 6:00頃起床して火をつけて、7:00にはお肉を焼き始めましょう
  • さっさとトリムを済ませて、Rubを塗りたくりましょう。rubって塩コショウとか含めた粉末ベースの味付けね
  • 温度は100-150℃の間でキープしましょう。
  • 30分間隔で、スプレーでモイスト追加しましょう。
  • 4-5時間は焼いて表面に焼き目をつけましょう
  • ペーパー+アルミフォイルでくるんでからもきっちり焼いて、肉の繊維を断ち切りましょう
  • 焼き上がったら2時間きっちり休ませましょう。
  • おやつは300円までにしましょう

つまりトータル9時間+2時間(rest)の11時間は焼くのに必要なのね。これで18:00仕上がり予定。

「長期戦上等!やったるで!」

で6:00に起きてそのまま火を起こし

アッシュさんのお散歩もこなしつつ、脂肪をトリム

この辺もうちょっと落とすかな

こんなにスリムにっ!

これを125℃ぐらいにあったまった石窯に投入。

「3,2,1,0700時、ブリスケIIが大気圏突入しましたっ!予定通りですっ!」

_人人人人人人_
> ブリスケIIってなんだよ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

隣にウッドチップ並べて、追いスモークしておこうっと。

グリフォンは定位置で司令プレイ中。

「私を理解しようなどと思うなっ!」

ちょうど石窯の上のバラが絶賛開花してるんですよね。(`・ω・´) シャキーン

凄く良い温度をキープできてるんですけどっ!

そろそろいつもなら緊急事態が発生する頃合いなんですけどっ!

ブリスケII帰還

そして16:17分ついにその時がやってきた。

「よし、メインエンジン停止っ!本艦はこれより保温ドックに入港するっ!」

なんか凄く良いスモーキーな香りがするんですけどっ!しかも、あれだけ硬かった肉塊に温度計差し込むと抵抗なくスッと入るんですけどっ!

そしてついに19:00。お食事の時間だっ!

「保温袋で寝かしておいた、あの肉塊ブリスケットの封印を解く日がやってこようとは…」

ちょっとパサついちゃってるけど肉は柔らかい。

「スモークが効いてて、ベースに塩胡椒とリンゴ酢のスプレーしただけなのに凄く美味しいっ!」

まぁ素敵っ!

「これで3年前のブリスケIの仇はとったぁぁぁ!」