〜前回までのあらすじ〜
薪ストーブのシーズンに備え、薪棚の組み替えに奔走するライル一行。
だがそれを嘲笑うかのように、次なる丸太が攻めてきたのだった!
「薪の消費が増えてるところにまんまと攻め込んできたかっ!一網打尽にしてやるっ!」
含水率を調査せよっ
薪棚組み替えてたら、どれがいつ割った薪なのかわからなくなっちゃって…
「魔導含水率メーターを2000ゴールドで召喚しちゃいましたっ!」
「どうも使い方がよくわからないな…」
「ひいっ、40%超えだとつ!まさかこう見えて、半分は水なのかっ!」
これはいい感じ。
「どうも樹種によって切り替えないといけないらしい。」
「えっ!」
「その上で測りたい対象物を新規に割って、その断面にぶっ刺して計測する…というようなムードのことを何とか古文書からライルランド科学アカデミーは読み取ったのだっ!」
※いや、一応少し怪しい日本語で書いてあるじゃんか!
「なるほど、やはりこの辺の薪は少し怪しい…」
新たなる敵
「隊長殿っ!大変ですっ!新たなる薪が宇宙より降ってきた模様ですっ!」
「なにっ!」
「早く処理しないと、トロッコ路線がっ!」
「ここはアレを使うしかあるまいっ!ふっふっふっ、一網打尽にしてやるわっ!」
このところコナラ剪定でお世話になってたバッテリーチェーンソーではなく、銘刀ハスクバーナを出してきて
「オイル入れないとね。チェーンはあまり減ってないな」
「さて、エンジン始動っ!」
ぶるんっ
「おおお、久しぶりの始動なのに絶好調だなっ。」(๑>◡<๑)
「そして、腰を痛めつつも何とか全トレントを一気に討伐した!ゼーハーゼーハー」(`・ω・´) シャキーン
「さらにこの際とばかりに、余ったガソリンで庭中切ってまわりましたっ!」
アックス死す!
「次は薪割りだっ!」
バキンッ?
「あっ!ぁぁぁ!」
「特殊軍事用カーボンファイバーで、どんな衝撃にも耐えるという闇商人の触れ込みの、買ったばかりの斧なのにぃぃぃ」
>特殊軍事用カーボンファイバー!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「こんな皮がなくなった、骨しか無い状態じゃ、ヘッドがすっ飛んで行きそう…」
「仕方ない、ここは別のアックスで。」
「はっ、カミキリムシっ!貴様ファデュイの工作員かっ!おのれぇぇ、よくもボクの斧をっ!」