〜前回までのあらすじ〜
伝説の最強兵器、充電式チェーンソーの召喚。
ツリーハウスIIの建設が俄然現実味を帯びたことに、湧き立つライル一行。
そして新天地での基礎の搬入が、極秘裏に開始されようとしていたその時!
「トロー!!!」
資材輸送中のトロッコ一号が、何者かの邪悪な呪いにより非業の死を遂げたのだった。
「ぐぬぬ、もはやこれまでかっ!たが、トロの非業な死を無駄にするわけには行かないっ!」
涙に暮れながら、束石立てる穴に砕石を入れる作業を進めるのだった。
「だがこうしている間にも、ヒルチャールの建築物が日に日に脅威となっていて、冒険者協会から依頼がくるのだ。ボクも急がないとっ」
※いや、それ原神だろっ
驚異のレーザー兵器
そして前回買っておいた束石を水平に置いたら、愛用のレーザー兵器を持ってきてと。
「ビーム発射ぁぁぁ!あれ?電池が切れてる…」
蓋を開けたら、ビームライフルの蓋の爪が折れましたっ!(´・ω・`)ショボーン
「泣きっ面に蜂とはこのことかっ!」
気を取り直して、ヒルチャールと交戦しながら、基礎の高さを測る。
「レーザーレベルは便利すぎるっ!ここを仮にB地点と呼ぼう。」
「四隅のレベルと距離を順に測ってと。」
因みに、ツリーハウス初号機から見るとこんな高さ。
「いい感じじゃないかっ」
そして計測結果は、今度こそ無くさないように木版に厳重にメモしましたっ
※なぜそこにメモしたっ!
殺人ホーネットの巣窟
ふと脇に葉を落としたアオハダの木を見ると
「げ、殺人ホーネットの隠し拠点だとっ!幸いなことにすでに廃墟っぽいけど、夏の間ボクは死と隣り合わせだったのかもしれないなっ…」
加工のためにウッドデッキに杉柱を並べまして
「微妙にボクの丸ノコが届かなかった…」
穴加工もさくっとドリルで。さらにノミで切り欠いて
ツリーハウスのステージぶら下がってるクヌギはすっかり葉が色づいてる。
さて、大引乗せるための切り欠きに突入しましたっ。
「大引は防腐注入2x8の二枚重ねの予定ですっ。なのでダブル分の厚みを切り欠いて、地上でボルト穴加工までする作戦ですっ。」
「またもや最後は手鋸で頑張るしかないのか…。」(´・ω・`)ショボーン
「ここまで地上加工すれば、さくっと吊し上げて、ボルト締めするだけの楽々工事だよねっ!」(`・ω・´) シャキーン
しかし、樹上4000mmへの空中棟上げがどれほど困難を極めるかなど、この時のライルには知る由もなかった…