〜前回までのあらすじ〜
襲いくる無数の手羽先スケルトン軍団を、見事に地獄の猛火で浄化したライル一行。
取り戻した平和はこんどこと長く続くかと思われたが…
「ライル殿っ!大変です。魔王軍が挽肉を引き連れてセール価格で猛攻を仕掛けてきましたっ!」
「くっ、日持ちのしない挽肉がセール価格だとっ!おのれ、魔王軍め!」
「うわぁぁぁ、挽肉に飲み込んで溶かされていくー!」
「くっ、このままではジリ貧だっ…一体どうすれ…」
だが、そこに勇気を奮い立たせるにあの曲が聞こえてきたのだった。
「一か八か、昨年失われしボクの究極奥義『MeatLoaf』で一網打尽にしてやるっ!」
勇者降臨
「あちこち剪定し大量に枯れ枝があるから、すぐこういう猛火やっちゃうんですよねっ。テヘッ」
タネは予め1kgのオークとケンタウロスの合い挽きを捏ねて寝かせておきましたっ。
※いや、牛豚を言い換えなくていいから…
「量が増えると捏ねるのも結構大変なんですよ。肉塊が氷属性を帯びてて冷たいし。」
先にダッチオーブンの蓋も熾火おいて温めておこう。
そして、ラップじゃ溶けちゃうから、アルミに包み直していざ投下っ!
うまく投下できました。
「肉タネの中にはゆで卵と、ピクルスですっ。星型の人参とか彩りのグリーンピースとかそういうのは求めてないんですっ!これこそ肉塊との戦いなんですっ。」
>肉塊との戦い!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
蓋開けずにリッドリフターとか鉄棒とかで中の音聞いたり、漏れ出る香りで大体想像はつくんだけど、もう最近はバンバン蓋を開けて直接戦況確認するようにしてます。
今回は下火もそこそこに上火強めで45分ぐらい焼いたよ。
「よし、肉汁は失われていないっ!」
まぁ結局割れたんですけど…、
「ほら、ふわとろオムレツも最後にバカッと割るでしょう!あれですよあれ!」
※本来は型にいれてオーブンで焼く料理なんですけどね...
そしてお肉は美味しく浄化しつつ、去年亡くなったMeatLoafの追悼をしておきましたっ。
I'd Do Anything For Love♪