ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

ツリーハウスビルド 〜天空のドラゴン観測所36 竜神様の祟りの巻

〜前回までのあらすじ〜

苦戦しながらも高度4000mmの攻防戦を潜り抜け、さらには、屋根に芝を生やすことに成功したライル一行。

だがそんな折

「水晶玉🔮に恐ろしい程の水難の相が出ておる!竜神様のたたりじゃっ!」

「えっ?おばば様。だって冬場でこんなに乾燥してるし、天気も良いのに…」

「このままでは、ライルランドに大いなる災が降りかかるであろう。あなおそろしや!なんまんだぶ。」

ツリーハウス屋根

「まぁ、このまま野晒しもアレだし、水難の相に備えて、草屋根を本体にのせてみるか….。」

よいしょっと

「ぐぬぬ。軒を出したせいで全く持ちどころがないし、重くて動く気がしない」

この持ちにくい巨大ベーゴマ状の物体をどうやって持ち上げれば良いの?ここで死ぬの?(´・ω・`)ショボーン

「はっ!ライル閃きました!荷締めロープを引っ掛けて持ち手代わりにして、角材をレールにしてスライドさせれば、ひょっとして動かせるかも!」

ていっ!

「ぐぬぬ、それでも死ぬほど重い…。でもここで諦めたら、ボクに夢を託して死んでいった仲間達に顔向けできないっ!」

※二連梯子のアルインコが死にました。

「火事場のミートパワー!いっけぇぇぇ!」

そして、焚き火チャージしたMPを使い果たしつつも、ついに本体の上に屋根が乗った。

しかしここまで重くなっているとは…

「どう見ても樹上に持っていくのは無理な気がするけど、今は村人には黙っておこう。」(`・ω・´) シャキーン

雪のライルランド

そして、初雪が降った!

「ツリーハウスが危ないところだったぜっ」

「でも大した雪じゃなかった。この数年前のウルトラ豪雪に比べれば…」

「ラッセルカーごっこができない降雪など、雪のうちに入らないのだっ。おばば様の水晶玉占いもあてにならないなっ。水難恐るるに足らずっ!」(`・ω・´) シャキーン

竜神様の祟り

だが本当の祟りはまだ始まっていなかったのだ。その後降り続いた大雨は、乾いていた屋根下の戦略物資を濡らし続け…

「げ、穴窯で使いすぎて減りつつある薪が濡れたっ!」

※穴窯は朝ドラだろっ

そして濡れレールがとてもエロ良いっ

ツリーは苦労してメガトン級屋根を乗せたのと、玄関部にブルーシートかけておいたから無事だった。

だがだっ!数々の肉戦を共にくぐり抜けてきたダッチオーブンが無残な姿に…

「ダッチ!一体誰がこんなひどいことをっ!完全にサビでやられてるっ!」

ウッドデッキは屋根があるし、大分内陸部なのに。

「ここまで吹き込むとはっ!」

そして泣きながらサビ取りしたのだった。