〜前回までのあらすじ〜
強風に備えて、コナラの枝を落とし、そこに巻き付いたつるバラの剪定を進めたライル一行。
しかし、春にはピンクの可憐に花開くつるバラ、ポールズヒマラヤンムスクだが、致命的な問題を抱えていたのだった!
「一季咲き、つまり開花する春以外は、極悪危険なトゲトゲ植物な上に、トゲの太さが尋常じゃ無い殺人薔薇だったのだっ!」
> 殺人薔薇! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
殺人ホーネット
ふとアッシュさんの散歩ついでに、向かいの紅葉を見ると、何やら鳥の巣状のものを発見したっ。
「小鳥ちゃんの巣かっ。」(๑>◡<๑)
「まずいっ、罠だっ!」
蜂の巣だった…無人だったけど。
そして今回の討伐対象も、刺す系モンスター植物なのね。
こ、怖いっ
だが、この垂れ下がった状態を何者かが放置したばかりに、既に何人も犠牲者がっ。
「何とひどいトラップを!一体誰がっ!」
お前だろっ
脱腸麻紐大躍進
そして、誘引に使うのは、かつて麻紐のロールだったものの成れの果て。
「そう、中身が飛び出して脱腸麻紐になってしまったコレを…。くっ、絡まって切りまくったせいで、細切れの紐しか取れないっ」
紐と格闘する事5分。
「なんか慣れてきたっ!」
「この長さがあれば、いけるっ」
そしてトゲトゲを引き揚げてと。
「今紐が切れたら、脚立の上の身動き出来ない状態で、顔面に直撃するんだけど…」
しまった、いたたっ!
「ぐぬぬ、捨て身で出した指に穴が空いた…」🕳
そして、何とかコナラと石窯の屋根の間に無理矢理ツルを渡して、下に人が通れるスペースはできた。
「でも恒常的なパーゴラがアーチ作らないと、歩行中に麻紐が切れて直撃喰らうよね。ロシアンルーレットだよねぇ」
自らトラップ作ってしまった感がががΣ(゚д゚lll)
「また河原に出かけて、いい感じの流木でも拾ってきてパーゴラ作るか…」
一方地上では、秋に畑に植え替えた、野良ルッコラがバリバリに育ってきましたっ。
「サラダは任せてっ!」(`・ω・´) シャキーン