〜前回までのあらすじ〜
凶悪なスケルトンロードを、泡盛ポーションとダッチオーブンで、見事にソーキそば撃破したライル一行。
しかも使い道なく封印されていたきしめんさえ有効活用する、究極のエコバトルだったのだ。
だが、そこへさらなる危機がっ
ミノタウロスとの死闘
「えー、今回は夏休みスペシャルと題して、ミノタウロスのTボーンステーキを焼いていくということなんですが、先生。」
「そうです、まずは新鮮なミノタウロスの入手ですね。今回はこちらの神殿に忍び込んで…ぎゃー!いきなり襲ってきたっ」
「先生、こちらのミノタウロスは如何でしょう?」
「ちょっ、今それどころでは…ゼーハーゼーハー。ちょうど繁殖期で気が立っているのかもしれません。中々肉付きも良く、脂も乗って…ぐはっ。そんな連続攻撃ずるいっ」
「ちょっ、強すぎて料理どころでは…」
「先生、そんなぬるい避け方してるとまた死にますよ…」
「ぐはっ」
「あぁ…言わんこっちゃない…」
煙との闘い
あー怖かった。何度も死んで、やっと勝った…
そして
「ファイヤーボールっ!」
ゲホンゲホン
「くっ、目がやられたっ!」
癒しの煙動画
— pippiryle (@pippiryle) 2019年8月14日
ゲボッゲホッ pic.twitter.com/1eFgEPaf0Z
そして取り巻きの豚バラ部隊を、前哨戦で軽くあしらってと。
えいえいっ
「そうして何度も死にながら手に入れた、貴重なミノタウロスのミスジ周りですね。ここにミルですりおろした塩胡椒をたっぷり降って、投下ですっ」
ナスも焼いておこう。
そして、ミノタウロスのミスジステーキが焼けてきた。
火の通りというと、こんな良い感じのレアなっ(`・ω・´) シャキーン
そしてナス。
そしてさらにミノタウロスの背骨肉に塩胡椒してと。
秘技連続ミノタウロス焼ーっ!
「焚き火でミノタウロスを焼く時のポイントはですね、軽く炎を当てる程度に火加減をコントロールすることですね。」
「なるほど。置く位置や網の高さ、薪のくべ方を小まめに加減するんでね。」
「でもこれは経験するとすぐ慣れます。重要なのは肉自体を特厚の厚切りにすることです。この厚みがないと、すぐに肉に火が通り過ぎてしまいます。」
オクラも送られてきたので焼きました。
「そして薪の焚き火で、またフライパンで焼かないのは何故でしょうか?」
「この火力による表面の焦げ目と、薪のスモークの香りが美味しさを引き立てるわけです。鋳鉄のフライパンも美味しく焼けます。でもスキレットと言えども煙の香りまでは移せないんですよね。」
そして塩胡椒と煙のみのステーキが焼けたっ。
「カリカリジューシーで、かつ柔らかくてとても美味しいっ」(๑>◡<๑)
だがだっ、そのMP超補充の反面では、連日暑すぎて、ほとんど外仕事が完全に止まったままなのだっ!(´・ω・`)ショボーン