〜前回までのあらすじ〜
今週のお題「いい肉」だとっ!
いい肉の日に海鮮パエリアを焼きまくってしまった。
「ふふふ、だがこんな事もあろうかと、ランプキャップを取っておいたはずっ」
今こそ塊肉の底力を見せてくれようぞっ!
「くっくっくっライルめ、まんまと罠にかかったな。残念ながらその塊肉は、今頃完全なる冷凍で芯まで石化しておるわ!焼けるものなら焼いてみるがいい」
解凍の秘術
この塊で入手したランプキャップ。全部一気には食べ切れないから、切り分けておいたのね。
「だがっ!肉塊のままカチンコチンに氷になっている!」
夕食までに解凍しないと…
「でも大丈夫っ!ここで肉汁を逃がさない解凍の黒魔術を、遂に解明したのだっ!」
「ら、ライル殿っ!まさか…ご、ゴクリっ」
「ふふふ、それはね、水に浸すっ!これ一択。」
この前までチルド室入れたり、解凍し切らぬまま焼いたりしてたくせにっ!
「チルド作戦はね、霜で野菜が変色したとかのクレームが多くてやめました…」(´・ω・`)ショボーン
「でも、代わりのこの水没解凍!ドリップがほとんどでないままで解凍できるんだよ。しかもお肉に水が入らないようにして、ビニールのまま沈めるだけというお手軽さなのです!」
焚き火で焼く極厚ステーキ
クヌギの薪に着火したら、寝ぼけオサムシみたいなのが出てきました。
そして、解凍が済んだランプキャップを、さらに脂身切り落として完全体赤身美肉にして、焚き火に投下っ!
「お肉には、自家製ガーリックをすり下ろしてガッツリと擦り込んで、塩胡椒しておいたよっ。」(๑>◡<๑)
厚みは5cmぐらい。
「厚みが大事っ!」(`・ω・´) シャキーン
焚き火の強火でスモークあてながら表面は香ばしく焦がしつつ、中はレアに焼き上げるのね。お肉が薄いと火が通り過ぎちゃう。
トム師匠曰く、炎に当たるか当たらないかのキスするような火加減が大事だと。
ミドリムシバター
「焼けたかっ!」
焼けた熱々のところに、秘伝の
おいっ!
「おおお!これは焚き火のスモークが乗った肉塊に、溶かしたミドリムシソースとは!相性抜群じゃないかっ!」
「先生!このミドリムシソース!見た目はグロテスクですが、ほのかにフレッシュバジルと溶けたバターの香ばしさを感じますね。」
※バジルバターです。
まさにいい肉の日っ🍖
いい芋の日
そして残った焚き火にアルミホイルに包んだ、サツマイモを。
熾火でいい感じに焼けてきた予感
「前回焦がしちゃったから早めに出しておくか…」
色々とぶら下がっている山賊の野営地。
「なんか少しづつモノが増えてる…」
お芋も焼けましたっ。
「いい肉の日で、大量に
「ライルー!このお芋硬いんだけどっ!」
「げっ、しまったぁぁぁぁ!ライルのバカバカっ!これで一勝一敗か…」