〜前回までのあらすじ〜
戦いの中で編み出した新技「超チョウナ仕上げ」を駆使して次々と天井を仕上げていくライル一行。
続いて、外装の色合わせを終えた今、次なる目標は屋根防水だっ!
スタイロとの戦い
「とうっ!」
シュパッ
そして、敵の攻撃を軽く躱しつつ…
もう夏なのね…(´・ω・`)ショボーン
「早く樹上に取り付けないと、クヌギが茂って、カブトクワガタ一一族に乗っ取られてしまう…」
何せ天井下地が歪んでいるから、こういう歪な3次元形状にも削ぎ取り対応する羽目に…
「なんてしぶとい形状なんだっ!」
そして、切ったスタイロフォームを並べてみたよっ。
「こ、これは!素晴らしい断熱性能!」(`・ω・´) シャキーン
しかしこのスタイロと屋根材をどう締結するのか、全くアイデアがないっ!
「やばい、どうしよう…もっと普通の屋根にすれば良かったか…」(´・ω・`)ショボーン
とにかく、今不透明なところは、あとで閃く事に期待して、このまま進めてしまおうっと。
普通の屋根構造だと、天井板の上に垂木が掛かってて、垂木の間に断熱材が入るのね。
垂木の上には屋根下地の合板敷いてから、ルーフィング敷いて屋根材載せるんだけど…
敵のスパイ『ばかめ、こやつ、全く常識を無視してやがる…雨漏り確実だな。本部に報告だっ』
幻惑のニュースペーパー
そしてebay方面からの荷物に混ざっていた、新聞紙を留める。
「ふふふ、新聞紙のインクには防虫効果があると聞く。」
「なんと、そこまで考えていたとはっ!」
「しかも、実なしの天井板に隙間ができた時に、この新聞紙がチラリっと効いてくるのだっ!」
だがその新聞紙には恐ろしい罠が…
ライル「おおお!Tボーンが5.99ゴールドだとっ!じゅる、是非食べたいっ」
「おおお、鉄道模型もありましたっ!えへへ」
「くそっ、しまった。これは罠だっ!でも敵の誘惑に負けてしまいそうだっ!」
そして幻惑新聞紙をタッカーで留めて、トップにタイベックシートの切れ端を留めると、やっと敵の幻惑から逃れられた模様。
「ふぅ、なんと恐ろしい精神攻撃だっ!危なく童心に帰ってしまう所だった」
そこへ突然のリアル敵機襲来!
「早く隠すんだっ!」
幻惑新聞紙の上から、この防湿シートを。
「それだだのビニールじゃないっすか?」
「ふふふ。これは屋根からの敵スライム侵入を阻止するための、最終防衛ラインなのだっ!そして、宇宙に出た時にこの銀の薄膜が放射線から乗務員を守ってくれるっ!」
> これで宇宙に出るんかいっ! <
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しかし、ここで大変な事が発覚した。
「隊長!大変です!」
「なんだっ、どうした?」
「色々貼り付けたせいで、スタイロ製装甲板の取り付け位置が分からなくなりましたっ!」
「はぁっ!しまったぁぁぁ!番号が見えないじゃないかっ!ライルのバカバカっ!」