〜前回までのあらすじ〜
突如ライルランド領内に異世界転移してきた
だが、蒸し暑さのやってくるこの時期に、更なるトレント師団が異世界転移して攻めてきたっ!
「くっ、なんで量だっ!急いで討伐しないとっ」(´・ω・`)ショボーン
伝説のアックス使い
「しかし今回の敵はなんて太さなんだっ!」
でそれをチェーンソーで玉切りに。
以前はとにかく三等分とかの等分に切ってたんだけど、最近は薪ストーブに入るギリギリの長さ+余りに切ることに。
「だって薪ストーブ以外にも、お肉を焼くのにも日常的に使うし…」
今週のお題「おうち時間2021」
というかボクの場合、全てがおうち時間だな…(`・ω・´) シャキーン
とにかく勢いで切った。
「くっくっくっ、実はボクはやればできる子なんですっ!」
そしてここからこの前召喚した伝説のパワーアックスで
「チェストォォォ!」
これはヘッドが重く太くなってて、パワーで割広げるタイプの斧なのです。
太いのも、食い込みさえすれば一気に割れる。
「本当は根本側より、上から割った方が割りやすいんだけど…」
トロイの木馬と新たなる召喚者
「くっ、薪の中に敵の伏兵がっ!まさか、このままライルハウスを食い尽くすつもりかっ!そうはさせないぞっ!」(`・ω・´) シャキーン
綺麗な節模様。(๑>◡<๑)
もちろんこういうのは割りにくいんだけど…
だが、今回の薪の中にはこの節付きに加え、更にあの悪名高い桐が紛れ込んでいたのだった。
「しまった!これが敵の罠かっ!」
桐は柔かいわりに、繊維が硬いのか、薪としては燃えないわ割れないわ、乾かしても割りにくいわなのね…やつら半分草だし。
「くっ、この斧達では弾かれて歯が立たないっ!一体どうすれば…」
「くっくっくっ、だがこんな事もあろうかと、新たなる秘密兵器を召喚しておいたのですっ!」
「えっ?」
「その救世主がこちら、出でよっスライディングハンマー!」
「おお、斧の歯が立たなかった桐に、まさかの割れ目がっ!」
「これはヘッドを当てておいたまま、スライディングハンマーになった枝を回数当てて、食い込ませ無理やり広げるタイプの魔道具なのですっ!」
「なんと大いなる力っ!」
そしてやっとここまで割った。
「はっ、ライル閃きましたっ!どうしても割れない残りの桐の木は、薪割り台にすることすればっ!」(`・ω・´) シャキーン