〜前回までのあらすじ〜
薪の山が片付かないまま、チェーンソーのエンジンと格闘を続けるライル一行。
そしてその旧型モビルスーツMS170は、一度は息を吹き返したかに見えたものの、またエンジンが止まってしまう。
「ぐぬぬ、まずい。このままでは次の薪が来てしまう。しかも春は大気中に
猫散歩
ニャーニャー騒ぐとらおを外に連行した。
安全ハーネスをつけないと、外の世界は危険が危ないのだっ。
麻薬の虜
「このところ、ボクの軍事用高感度ポーレンセンサーが過剰反応して、家の中でもやたらと目が痒いの。」
>軍事用?<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ゴシゴシ
「さらに鼻も出る上に、鼻にオデキが出来て地獄の三重苦…。こうなったら、新型コロナの弾幕を避けつつ、ドクターラボまで死の行群をするしかないっ!」
トコトコ
トコトコ
そしてついに、怨念渦巻く魔境ドクターラボにきた。
「お、ラッキーチャンス。意外と空いてる!」
謎のドクター「今日はどうしました?くっくっくっ」
「連日の帝国軍との戦いで、免疫機能がなんかバグって、鼻と目の痒みが止まらないんです!助けてくださいっ!」
謎のドクター「それは悪性花粉症ですね。では、ライル君。あなたにはとっておきの薬を処方しましょう。拘束しろっ!」
ガシャーン!
「ぐぬぬ、ドクター、ボクに何をするつもりだっ!ま、まさか、その注射はっ!」
謎のドクター「くっくっくっ、1000円で苦しまずに楽に逝かせてあげますよ。この
ブスリッ
「やめろっ、やめてくれっ!ヒィィィィ、うわぁぁぁぁ!」
ガクッ
ライルは痛みに耐えきれずに失神した。
そしてドクターラボから放り出されたライルは…
「あれっ?鼻も目の痒みもなくなってる!ドクター、今年もありがとうっ」
ハスクバーナ召喚
「このままエンジントラブルで何もしないわけにはいかないっ!こうなったら究極召喚だっ!」
天にまします我らの父よ。我に力を与えたまえっ!
『究極召喚っ!ボクにハスクバーナくださいっ、』
それが天からやって来た。(๑>◡<๑)
おおお。
「そして、今回はパワー重視で、エンジンサイズ40ccにデカくしましたっ!」
そしてバカっとカバーを外して、
ガシャーン
「なんか外す際に豪快な音がしたけど、全く問題ないっ!」
ガイドバーとソーチェーンを装着して。
謎の侵入者
ところが、ここで怪しい鳥の羽音が。
「なんだなんだ?」
小鳥ちゃんが、ウッドデッキの半閉鎖空間に紛れ込んで出られなくなってた。
「かわゆい…」
でもなんねこんなところに小鳥ちゃんが…
帝国軍の罠
そしてチェーンソーに戻ってと。
「でも、なんかおかしい…。カバーがはまらないっ!」(´・ω・`)ショボーン
どうもこのブレーキロックがかかった状態で開けたのが原因みたいな
「ま、まさか!小鳥ちゃんを餌に、ボクを誘き出した隙に帝国軍の工作員が忍び込んだなっ!」
※違います。
「ぐぬぬ、またしても帝国軍の妨害工作に邪魔されて作業が進まないっ!」
※無理矢理外したのお前だろっ!
そして召喚したての新型ハスクバーナは、このまま哀しみの粗大ゴミとなってしまうのかっ。