〜前回までのあらすじ〜
軽量化を目指した壁ユニットとは裏腹に、草の生えた屋根ユニットは、骨組みと何層もの防水層を積み重ねていた。そしていつしか重量級の建設ユニットLv2と、恐ろしい究極進化を遂げてしまっていたのだ。
だが、そんな絶望的な状況の中、微かな望みは伝説のストランドだけだった。
そして遂に
「ストランドで縛り付けた。心棒も刺し直した。あとはカイラル通信さえ繋がればっ!」
はい?カイラル通信ʕ•ᴥ•ʔ
恐怖のタールベルト
「くっ、あと一歩のところでなんてこったぁぁぁ!まさか、ライルランド領内にまで、タールベルトが広がっているとはっ」(´・ω・`)ショボーン
「くそっ!またしても帝国軍の奴等めっ!目的地目前にタールをばら撒いてタールベルトを作るとは、なんて環境破壊行為なんだっ!」
ま、まさかこのドラム缶に穴が?
「そういえば先日、カブリンのエンジンオイル交換の廃液を補充したけど、あれはちゃんと片付けたはずだから、ボクのせいじゃないことは確実っ!」
うむむ、謎は深まるばかり…
「兎に角、帝国軍の仕業で、妨害工作が日に日にエスカレートしていることは間違いないなっ!」(`・ω・´) シャキーン
パワーアシスト
しかしそんな折、ライルランド科学アカデミーは、遂に究極の重量級建設ユニットLv2屋根の、持ち上げ構想を思いついてしまうのだ。
「はっ、つまりプーリーを動滑車に使う方が効率が良いのでは?」
「こういうことかー!なんかボクにも動かせそうな気がしてきたっ!」
色々を出してきて、
「ここにロープを引っ掛けてと。」
「あがるっ、上がるぞ。くっくっくっ、遂に弱点を見切ってしまった。」
これでもう屋根の引き上げ作業は完璧だなっ。
「コロナにも打ち勝てるかもしれない」
ドア職人への道Lv2
「屋根の引き上げに目処がついた今、我々は魅惑のドア製作に取り掛からねばならないのだっ。」
そしてこんなイメージで。
そこらの古材を丸のこで切り出してと。
そしてこんな感じに並べると。(๑>◡<๑)
「もうちょっと曲がり木な、ナチュラルな感じでデコラティブにして、間にはアクリル板でガラスを入れようっ」(`・ω・´)ゞ
そしてそんな折。
「なんじゃこりゃぁぁぁ!」
みぞれ?あられ?ひょう?
— pippiryle (@pippiryle) 2020年3月18日
「敵襲だっ!」 pic.twitter.com/e6zNeeqvxd
「くっ、せっかく切り出した材料が、全てビショビショになってしまうじゃないかっ!」