〜前回までのあらすじ〜
焚き火焼き鳥で歴史的敗北から、チキン腿肉の塊焚き火焼きする事でついにリベンジを果たしたライル一行。
一方その頃、トゲトゲ森のバラ棚は、冬の嵐の暴風で、支えていたメッシュごと崩落の憂き目にあっていた。
そのバラを再剪定して、崩落復旧作業を終える頃には
「ぐぬぬ、パワーを使いすぎて力が出ない…。それにこの、呪いのトゲトゲ剪定枝をどうしよう。」
「ライル殿大変ですっ！極秘で進めていた塊肉解凍が進んでおりません。」
「なにっ、お肉が全然解凍できてないだとっ！
ドゲトゲの呪い
「とにかく、最後の力を振り絞ってこれに着火するしか…」
そういえば、他にも剪定枝があった気がする
「ぐぬぬ、後からあとからこんなに沢山。」
だが、こういう時に限って、お肉が解凍が進んでないのだっ。
「くっ、まだカチンコチンだとっ！絶体絶命のピンチっ！」（´・ω・｀）ｼｮﾎﾞｰﾝ
ドイツからの交易品
「ライルー、ソーセージ買っておいたよー」
「えっ？あのドイツでしか手に入らないという、幻の交易品がっ！何というグッドタイミングっ！」
そして大量の選定した小枝で丹念に育てた、熾火パワーを、いい感じに遠火にコントロールしてと。
「はっ、ライル閃きましたっ！ソーセージを焼く傍ら、お湯を沸かして湯煎すれば、氷河期のお肉の解凍も爆速で進むのでは？」(｀・ω・´) ｼｬｷｰﾝ
そして、第一次遠征隊のソーセージ部隊が焼き上がってきた。
「おおお、更なるスモークがのって、とても美味しいっ！」
爆速解凍術
「くっくっくっ、だが、今日のメニューはまだそれだけではないのだっ！ボクの絶妙なコントロールで妙温に調整されたヤカンの中には…」
そう、そこには湯煎による爆速解凍術式で、完全生肉となった、柔らかな塊美肉が姿を現していた。(๑>◡<๑)
「塊肉から、食感の悪くなる筋部分を取って下ごしらえしてと。」
そして、がっつりと聖なる焚き火の炎で焼いていく。
「下ごしらえで出てきた小肉が焼けた。これは焼き肉サイズ」(๑>◡<๑)
「そして本体も焼き上がったっ！おおお、何という焼き上がり。解凍から火を通してるから何とも絶妙にいい感じの焼き加減じゃないかっ！」(｀・ω・´) ｼｬｷｰﾝ
「そして今回の作戦に多大な貢献をした、キッチンからの廃棄処分品のやかんは、ここ、山賊の野営地に吊り下げることにしたよ」(๑>◡<๑)
