〜前回までのあらすじ〜
遂に念願のツリーハウス制作に着手したライル一行。
だが、天空での高所作業と、初めてのツリーハウスの金具設置は、思わぬ困難が待ち受けていた。
そして簡単に終わるかと思われた、金具のビス留め作業中、遂に犠牲者が出てしまった。
「だが、ラチェットの犠牲を無駄にしないためにも、ボクらは前に進まねばならないっ!」
樹木内部のワンダーワールド
まずはその前に左右に板を渡して水平をとる。最後に調整できるから、大体のところに糸でマークつけて金具取り付けの基準にしておいたよ。
そしてしっかり下穴開けてからビス留めのする事にした。
「ここかー!」
「グリグリ、ん?」
「おかしい、なぜここまでしか入らないっ?そしてドリルの先が削れてる…」
「まっ、まさかこの世界樹の内部には、ボクらの知り得ぬワンダーワールドが…」
「つまり、この硬い表皮に覆われた世界樹内部は、このようなマントル層、そしてその先にある超超硬度の内核がある。その内核に阻まれてドリルが入らないという事ですね?ホーキング博士!」
えーっ!
「早くも二人もの犠牲者が出てしまった…だが、この削れたドリル先端が、ワンダーワールドの存在を示す何よりの証拠!」
いやいや、反対側のビスとぶつかっているだけじゃ???
「そんな偶然など有りえんっ!」
あちこちに沈み込まないビスの屍の山が…(´・ω・`)ショボーン
ちょうどこの時、お隣さんが敷地の境の木を切り倒してたので、太い幹もらった。
薪作らねばっ!(`・ω・´) シャキーン
火を噴くレーザーライフル
近所の金物屋さんで金具を見繕ってきてと。
伝説の魔道具レーザー距離計で、二本の木の間隔を測るっ!
実はこのすっかり存在を忘れていたのは内緒ね。てへぺろ(๑>◡<๑)
「大体2.5光年か…」
※赤い三角を押すと再生が始まります。
2x8 のビームを準備して、その幅に合わせて金具つけてみる。
「これで役者は揃ったぁぁぁ!」