〜前回までのあらすじ〜
遂に四天王の一角、巨大なランプキャップを倒したライル一行。そして戦いは、遂にファイナルバトルに突入したかに思われた。
だが、連日のバトルで満身創痍の一行の前に、新たなる敵が立ち塞がるのだった!
四天王の中では最弱⁉︎
「ふふふ、ランプキャップを倒したことは褒めてやろう。だが、奴は四天王の中では最弱。ここから先はこの私が通さんっ!」
「貴様っ、何奴!ま、まさかこの組成はっ!これは地球上の物ではない?」
- スペアリブ 800g
- 醤油 大さじ3
- バーボン 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- ハチミツ、ケチャップ 大さじ 1
- おろしニンニク、しょうが 小さじ 1
- 塩胡椒 少々
そう、そこに現れたのは前日から、秘伝の自家製タレに漬け込まれた、伝説のスペアリブだった!
「しかも味が染み込むように、細かな切れ目が入れてあるとはっ!」
ファイヤーボール!
そして、スペアリブと、サワラを投入してと。
「このところ海の物が混じってくるな。」
「お魚には日本酒が合うと見たっ!」
そして焦げ付かないように、丁寧に焼きあげたスペアリブを。
チェストー!
「こ、これはっ!骨周りの豚の脂の甘みと、甘辛のタレの旨味。それらが渾然一体となって、口の中に無限に広がる大宇宙やーっ!」
なんのこっちゃ…
うむむ、このところ塩胡椒だけのスペアリブに走ってたけど、漬け込んだスペアリブも格別だった。
「スペアリブ、特製ダレも相まって恐ろしい強敵だった。だが、ボクらはそれでも進まなければならないんだっ!たとえどんな困難があろうとも…」