前回のおさらい
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トロッコ軌道の新線敷設に邁進するライル一行。S字カーブに苦戦しつつも、念願の肉エネルギー補充も済ませ、遂に試験走行という矢先にっ!
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朝の番組で、Dash島の総集編やってたんだけど溶鉱炉まだ出来てないのね。うちにも鍛冶場が欲しいんだけど…
しかしボクの工作はトロッコといい、Dashの後追いになってる感じがしなくもない…なんか悔しいっ
レールは曲げたから、さっさと固定して、薪場線を仮開業しよう。全部仮だけど…
「ボクのは全部永遠のβ版なのっ!」
レールの固定は、枕木に穴開けて、コーチボルトに角座金通してねじ込んでるのね。角座金は、予め薪ストーブで焼いて錆びさせておいたライル謹製エージング座金!
カーブが絡んでると、フランジが当たってレールに横向きに力が掛かるから、レールを固定してみないとクリアランスが検証出来ないんだ。
インパクトでサクッとねじ込んだら
「よしっ、試験走行だっ!」
げ、いきなりS字カーブの差し掛かりで脱線しましたけど…((((;゚Д゚)))))))
どうも急カーブに対して、スラックが足りない感じ。スラックはカーブ部分のレール幅広げることね。
曲げたレールを戻す時は、セバスチャンのヘッド部分外して、ダイレクトプッシュ!
うむ。カーブ調整と合わせて、枕木の高さを全体的に調整して、車輪の浮きを抑えるようにしてからもう一度固定っと。
おお、スムーズに走るじゃないかっ!
「多少下り坂なので軽く押すと走って行っちゃうよ!てかトロ待ってよー」
本当に端まで走って脱線したぉ…(´・ω・`)ショボーン
車止必要っ!
走れるとなれば、早速仮営業開始だよっ!
フロントヤードにもはや足の置き場がないから、早く薪を運び出さないとっ!
そして薪を満載に乗せたんだけど、満載で何キロぐらいなんだろうね…ʕʘ‿ʘʔ
それを押すっ!
「おお、この重量がスムーズに動く!なんという魔力じゃ!」
しかもタイヤのカートと違って、鉄路上は揺れないから、この150%積載状態でもなんの不安もなく動くんだよ。
「ね、凄いでしょう?!」
えっちら押して終点のマキダナーIV駅。どう見ても駅名に相応しくない気もするけど…それはおいておこう。
そして、全員の力を合わせて下ろすっ!
全員で一人だけど(´・ω・`)ショボーン
「27,28,29」
「マキダナーIVレフトウィングのエネルギー充填30%」
いつのまにか、薪棚左側がカッコよく呼ばれてるっ!
そして第二陣
因みにね、この上の黄色がニセアカシア、真ん中がナラ、下のが桐。桐は水分多いし薪向きじゃないんだけど。昔何も知らずに桐ばっかりいっぱい貰ってきたことがあったなぁ。てへぺろ
そして、桐の中に大変なものが…
「ん?」
※閲覧注意!
「ぎゃー!」
そこに現れたのは、帝国軍の寄生ワーム!
薪に潜り込ませて、ひっそりと内部からマキエネルギーを吸って偵察活動し、最後はマキエネルギーを吸い尽くしてしまうという。それはおろしい生物科学人造兵器ロボット型幼体寄生ワームなんだ。
(一体どれだよ…)
「ロボット三原則を守らない、寄生ワームを送り込んでくるとは、帝国軍の奴らなんて卑劣極まりないんだっ!」
こうなったら、寄生ワームもろとも割って潰して一網打尽にしてやるっ!
そして割っては積み込み、割っては積み込み、ゼーハーゼーハー
「むむむ、もはや縦横より高さのが高いっ!このアンバランス感がいいっ!」
積みすぎだっ。
そして、いつしかマキダナーIVレフトウィングはマキエネルギーチャージが完了したので、もうマキエネルギーを注入できるのは、中央制御室しかないっ。
「と言ってもマキダナー中央制御室には各種重要物資が置いてあり…」
「この非常事態に何を言っているのだっ!どうせ要らないガラクタだらけであろう。この槍とか。全部今まで野ざらしだったモノではないかっ!」
げ、バレてた( ̄(工) ̄)
そして薪割り、いや寄生ワームとの激闘で腰を痛めながらも、ほぼ全部割って積んで中央制御室まで。
最後の便を輸送したところで流石にボクのエネルギーが尽きた…(´・ω・`)ショボーン
激しい戦闘で腰もやられた…そして昨日の肉エネルギーを全て使い切っちゃったよ…もうだめだ…
「あの丸太を1日で全て割り切ったとは!ライル、恐ろしい子っ!」
そしてマキエネルギーをめぐる争いは、いつしか国家間の覇権争いと化していたのだった。
資源戦争の渦中に巻き込まれたライルランドに、平和な日々が再び訪れるのであろうか?
「えっ?そんな話だったっけ⁈」