ベンジャミンの死とともにすっかり意気消沈して日々過ごしていたライルですが、今日その手元にある荷物が届きます。
本当は昨日着くはずだったらしいのですが、あいにく不在で再配達する羽目になった運び屋のセイノーさん。そこでサインと引き換えに受け取った荷物ですが、
「お、重いっ!」
そしてその中身とは、
ゴロンゴロンゴロン!
「まさか彼らは?」
包みの中から姿を現したのは、この業界では知らぬ者はいないと言われる、モーデルニックス商会。そこへレールの交渉が済むやいなや、すぐに注文しておいた、ライルの新たなる仲間、シャーリーンだったのでした。
「ベンジャミンさん、あなたの死は無駄にしません。セバスチャンとシャーリーンと共に絶対にこの線路を敷いてみせますっ!」
決意も新たにまた立ち向かうことを誓うライルでした。
業務連絡: 忘れないうちに召喚にかかった約二万ゴールドを支払いしないといけないよね、メモメモ_φ(・_・
そして、付属の魔法のレシピ。
シャーリーン四体とこの秘伝のレシピを錬成する事で、線路の上を縦横無尽に走り回るという、伝説の魔獣トロッキーを召喚することが可能になるのですよ。どうですかお客さん!
「ボク決めたよ。レールの曲げは一旦棚上げにして、先にトロッキーの秘伝レシピ錬成に取り掛かろう!」
嫌なことは先延ばしにするライルです。
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そうと決まれば話は早い、早速素材集めから。
「ベニヤ板と45mmの角材が必要っと。あ、丁度良いのを倉庫の中で見つけたよ!」
「じゃボディーに合わせて車軸のベアリングを取り付ける角材を切ってと、マッキー切断頼むね」
「おう、任しとけ」
で魔道具マッキーの唸りを上げる回転歯でちゃちゃっとやってと。
「切れたよー。」
業務連絡‼️:ここでお仕事の割り込みがががが…
異次元と行き来してたら何してたか忘れてしまいました。
あ、そうそう、
切って炒めて混ぜるだけっ♬と。
こんなに切って、
必殺技のインパクトスクリューアタックでささっとくっ付けると、あら不思議。
台枠が出来上がり。
寒くなってきたからここまでにしようかな。
従魔のお散歩も行かないといけないしU^ェ^U
でも夢の四連休だから明日もバリバリ進むよ!
お知らせ:今日の晩御飯はライルの焚き火料理になりました。