ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

ライルランド鉱山鉄道〜幻の大穴と探窟家の新兵器の巻2

〜前回までのあらすじ〜

遂に探窟家の新兵器「シャベリン」の錬成に成功したライル一行

それは細い幅の溝を掘るのに最適な鋭利な先端で、さらには超ド級の長さの柄を備えた驚異の殺傷能力をもつ魔道具だった。

「鉱山鉄道に加え、これさえあれば鬼に金棒っ!だけど、いくらなんでも鬼仕様で長すぎるっ!」(´・ω・`)ショボーン

柄を作るハンドクラフトクエスト

「実はこんなこともあろうかと、昔々あるところで、こんなものを召喚しておいたのですよっ!」

「おおお、これはっ!何という道具で?」

「うーん。名前はわからない…。で、でもきっと異世界の有用な道具に違いないっ!」

自然木細工を色々作ろうと思ってだんだけど、まだやってない…

「あ、そうだ。ソーラーパネルのLEDガーデンライトも召喚しておいたんだ。」

これはキットなので説明書通りさくっと組み付けてと。

「そして適当にウッドデッキきビスぶち込んで固定しておきましたっ!」

そして徐にシャベルに戻る

「柄の長さはこの辺か。」

そしてここからがこの道具の真骨頂

「グリップになる方に、ペアの座繰りカッターで丸穴あける」

そしてもう一方のドデカカッターをドリルにつけてと。

「ってこれどうやって押さえれば良いんだ?」

とにかくバイスで挟んでも、自然技のガタガタ表面からセンターの決まらない状態で丸棒に削るもんだがら、ビビりまくって仕方ない…(´・ω・`)ショボーン

「そういう時は、どこのご家庭にもある手近になレールを使うと便利ですっ。」

「なるほど先生。レールの重みで押さえて漬け込む作戦ですね。」

ぐぬぬ、そんな程度の重石ではだめだったか(´・ω・`)ショボーン

「ぐぬぬ、せっかくの文明の利器ががが!仕方ない。手回しで削るか…」

坑夫の1日

そして並行して暑さを避けて砂利を運ぶ日々。

ここで積み込んでと。

よっこいしょ

ドサー。

「これだけの量の砂利を人力でこれほどの量を運んでくるとはっ!ライルめ恐ろしい子っ!」

マイ鉱山鉄道素敵すぎるっ!なんでもできそうな気がするっ!

シャベリン死す!

そして問題のシャベル修理

「おお、手で削ってなんとかはまった!これでシャベルとしての、いやその進化形シャベリンとしての体裁がっ!」

そしてすごく長い。だが、まさか後にこの長さが命取りになろうとは、この時のライルには知る由もなかった。

「これでバリバリに力をかけられるぜっ!いくよ、シャベリン!」

ザクザクっ

「よし、いけるっ!必殺ライルフルブーストォォォ!」

ポキッ

えっ!

「シャベリーーン!」

そんな、いきなり死ぬなんて…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

こんな作戦が動き出した途端に、シャベリンの首がへし折れるなんて…

「ま、まさか!流木を拾う時点から、帝国軍の恐ろしい呪いが掛けられていたに違いないっ!」

※いや、どう見ても流木じゃ弱すぎたんじゃ?

「くそっ、今度ばかりは許さないぞっ!シャベリンの仇はボクが必ず取るっ!ライルランダーの名にかけて!」

シャベリンの復讐に燃えるライル一行。だが、もはやMPが底をつきかけていた。

「シャベリンの仇を取るまえに、ボクにはやらねば成らぬことがあるっ!まずは弔いの炎を起こしてからだっ!」🍖