今週のお題「夏を振り返る」
その頃ライルランドでは、茹だるような暑さが未だに続いていた!
「ううう、辛い。この夏はもう乗り切れないかも知れない…」
だが、そこへ
「ライルランド南方より謎の暴風域出現。中心気圧は960ヘクトパスカル、使徒です!」
げっ、暑さのあまり、夕方から軽井沢にお出かけに来ちゃったけど、使徒襲来大丈夫かな…
使徒の傷跡
そして台風の過ぎ去ったライルランドでは…
「うむむ、夜騒がしかったけど、結構降ったのね。」
「そういえばライルランド領内はっ?」
ツリーハウスは無事だった。
だがだ!尖塔トイレの裏手に植えてあった、白樺がっ!
「白樺ちゃーん!ま、まさかっ!」
「げっ、倒壊してる…」
前から枯れてるムードはあったんだけど。
枯れてるムードの木が、実はもう一本あるのね。
「それがこちらのアオダモになります。そしてその奥にチラッと見えるのが、最近出番のないトロッコ線路でございますっ。(๑>◡<๑)」
「ぐぬぬ。この夏の異常な暑さにやられたかっ!今年はユーカリに、白樺に、アオダモと何人死んでいくんだ…ま、まさか何かの祟りかっ!」(´・ω・`)ショボーン
ツリーハウス本体
ツリーハウス本体は、ブルーシートかけておいたから大丈夫なんだけど、入口がフルオープンなんだよね…
「流石に台風に備えて、広げっぱなしだったパラソル閉じておいたのね。しかし、気がつくと表裏でこんなに色が違ってしまった…」
そして、台風が来ると、毎度のことで、ゴミが冷却システムにっ!
それを風呂のゴミ取りネットで、地道に拾い集める過酷な作業なのだっ。
ぐぬぬ。どれだけあるんだ…
物置小屋の手前に、メタセコイアが植わってるんだけど、その葉が細かく飛んでくる。
シンボルツリーランキングの闇
このライルランド夏の陣で、ユーカリ大佐、アオダモ中佐、白樺少佐の3名もの尊い犠牲者を出してしまったのだっ。
「だけど来年はさらに気温が上がるかも知れない…。一体どうしたら良いんだろう。」
因みにね、元々は南国原産のシマトネリコは、やたら元気な上に、どんどん種飛ばして異常増殖してる。
「やつら、まさかこの温暖化に適応してる!しかも巷のシンボルツリーランキングでも上位に食い込んでるし…。ま、まさかっ!これは帝国軍の陰謀の匂いがするっ!」