「『マキダナーIV』の実戦配備の状況は?」
「はっ、すでに我が軍の最前線に配備済みですでに使用率20%で稼働中でありますっ!」
マキダナーIVはご存知の通り、薪棚型モビルアーマーの4号機ってことね。
「どれどれ…ばっかもーん!薪以外ばっかやないかー!」
「お言葉ですが隊長!なにせ我が軍には屋根下空間が圧倒的に不足しておりまして、こうでもしないとやりくりできんのでありますっ!」
「ぐぬぬ…折角の新造最新アーマーが早速こんな姿に…」(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
貴重な屋根下スペースは薪以外にも大人気なのよね…後で何とかしよう。
ほいでー、高い塔をこの辺においおい建てるんだけど、その場所を仮に決めておくことにしたんだ!
中心適当に決めて杭うって、半径1メートルの円周状にまた杭うってと。
こんなかな〜。
ここでのポイントは、傾斜した土地の有効活用を忘れないところねっ。冴え渡る匠の技。土地は作れるっ!
トロッコの軌道は、この円周をかわしながらマキダナーに向かう計画なのね。
この土まみれの感じがすごく好みなんだけど、この線路は一旦除去してと。そもそも置いてあるだけだけど…
そしてこのレール、当初行われた学術調査によって、9kgレールだと判明してるのね。定尺5.5m分を現代質量に換算すると、重さがなんと50kg近くもあって超重い。
このままじゃとても取り回しが辛いから、ライル宝物殿から秘蔵の魔道具を取り出して
「チェストー!」
「おお、あれは!まさかっ!鉄をも切るという伝説の剣!」
わお、久しぶりのセーバーソーのセバスチャンじゃないかっ!
「なんと見事な剣技!」(`・ω・´) シャキーン
しかも今回は曲がらずに切れてるっ!素晴らしすぎるっ!いつも曲がってのに。
ライルは剣技の習熟度が一定に達して、ついに『セイバーの剣技Lv5』を手に入れた!
「ふふふ、もうかつてのボクとは違うのだよ!これで聖杯戦争にも勝っ!」
これで一つ25kgぐらい。これなら何とかなる。端はテコが掛けられなくて、曲げられないから、これぐらいの長さが丁度良いいよねー(๑>◡<๑)
そうこうしてる中、またまた突然の薪の頂き物がありまして…軽トラ一台分。なんかあっちこっち忙しいなぁ。
「それにしても偶然にしては、都合の良すぎるタイミングっ!まさかっ、マキダナー建造は監視されていたとでもいうのかっ!」
てかマジで薪棚作っておいてよかった…
バックヤードまでの輸送ルートの確保が急務なんだけど。
はぁ、実はさらにもう一人、薪持ってくるって言ってた人がいるんだよね。薪の山を片付けないと…いきなり全部は辛いから、少しずつ片付けるか…
じゃ今度はチェーンソー登場。
「げ、チェーンのテンション低めっ!」
調整したらいざ出撃!このところキャブの調子がすこぶる良くて、エンジン快調だなぁ。(๑>◡<๑)
ここまで切ったところで、あれまの燃料切れ。
てかボクのHPもそこそこ減ってるし。
丸太を切るでしょ、玉切りのそれらをよかしてした残りを切るでしょ。そもそもその間もずっとチェーンソー持ったままだから、手の筋肉がパンパンだぉぉぉ。
さらにHP使い果たすと、チェーンソー持ちながらフラフラしてきてマジで危ないっ。早めの撤退が大事だよね。