〜前回までのあらすじ〜
遂に廃銀マットを片手に、夢の宇宙開発への一歩を踏み出したライル一行。
だが、立ちはだかる帝国重工の卑劣な裏工作に、徐々に体力を奪い取られるのだった。
「くそっ、MPが切れてきた…まずいな、これは典型的なMP欠乏症でチアノーゼががが」
「くっくっくっ、ライルよ。今こそお前の息の根を止めてくれるわっ!そしてライルランドを我が主君の手に!」
「き、貴様一体誰なんだっ!」
「死にゆくお前に名乗る必要などないわっ!いけっ!」
「ぐぬぬっ!はやく攻撃に備えてMPを補充しなければっ!」
※一体どういう設定なんだっ!
驚異のモンスター連合🏴☠️
急いで聖なる炎を起こさないとっ!
「大変です!ミノタウロスにシープデーモン、さらにコカトリスが徒党を組んで攻めてきましたっ!」
「そ、そんな大軍が!」
まずい、これでは火力が持たないかもしれない...
「できればこれを使いたくなかったが...。
ウルトラハイポーションは、酒精強化することで回復力が超絶増強されているが、その分体への負担も大きいのだ。
「隊長!しかしこれ以上これを使いすぎると体が持ちません!!」
「えい、真のライルランダーの心意気を見せてやるっ。ゴクリっ。!?ち、力が漲ってきたぁぁぁ!」
焼けてきたっ!
「チキンも大丈夫。焚き火で焼くチキングリルはとても美味しい。ラートム。」(๑>◡<๑)
「羊のTボーン。こ、これはっ!骨の両サイドに旨味が凝縮されて、カリカリファンタジーになってやがるっ!」
>カリカリファンタジー<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
「ライルー!鶏肉が少しピンク色だったんだけどっ💢」
「えっ?そんなはずは!恐れながら閣下、先程手元で火の通りを確認したのですが…」
「ええい!うるさいっ!貴様は一級国家焚き火士の資格を一週間剥奪じゃ!」
「そ、そんなっ!聖なる炎にあれだけ当てて、魂を浄化できてないなんてことは…」
おかしいな…。鳥は十分火を通したし、そもそも65度で30分加熱すれば大丈夫なはず。
「はっ!ま、まさかあのシェリーで幻覚を?そういえばその後の記憶が…。しまった、帝国軍の罠だったのか!またしてもしてやられたぁぁぁ!」
>まさかの幻覚!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
※単なる飲み過ぎだろっ!