前回のあらすじ。
〜セメントが固まらない原因、それはまさかの不良セメント混入だった。消火栓DIYはこのまま頓挫してしまうのか!〜
ところが不敵に微笑むライル
「固まらないコンクリート。全て織り込み済みだっ!」
えーっ!
「ふふふ、実は帝国軍の罠を逆手に取って、工事をわざと失敗させたんだ。」
実は帝国軍の工作員だった悪い作業員「なんだと!」
「そして全ては、この湿気った不良セメントを炙り出して、お前らを一網打尽にするための布石だったんだっ!」
ヒェ〜マジか!それは気づかんかったわ((((;゚Д゚)))))))
「だかセメントのストックは全て使い果たしたはず?」
「いや、湿気ってない本命セメントは、安全な場所で保護してあるんだっ。」
そして全く固まっていないセメントを掘り返したよ。
本当にすぐ掘れるとはっ!本格的ダメダメ具合。
しかーしここで問題が!
湿気ってないセメントは、遥か東の物置に保護されていた。だが、この消火栓を建ててる南西の人口密集地との間には、トロッコ軌道が通っていないのだ!
一方で頼みのカートは、木材輸送用に魔改造されてしまっている。
もはやここまでか…と誰もが思ったそこへ
「は、ハロー、うぇるかむ、ミスターラジオフライヤー」
トランプとらおホッホラインを使った緊急要請により、アメリカから助っ人としてやってきたラジオフライヤー。
その驚異の積載量で、見事に開封済み乾燥セメントが現場に到着したお!(`・ω・´) シャキーン
という要らないくだりを混入してと。
そしてー、今度はちゃんとレベルを括り付けて垂直測りながら鉄筋留めて、『本気モルタル』を投下。
「レッツゴードン!」
さらに一旦掻き出した不良セメントを骨材に、本気セメントを混ぜてコンクリートにして
「これで産廃もろとも一網打尽だー!」
そこからまさかの水栓稼働!
「ふふふ、実は配管通っているからいつでも稼働できる状態だったんだ!」
からのー
「ライルバイブレーショーーーン!」
コテ先から繰り出される超高速微振動により、コンクリートを締めて強度を上げる渾身の必殺技なのだ!
でけた。
「厳しい戦いだった…」
「ライルよ。この勝利を称えてそなたに褒美を使わす。」
「おお、こらはふるさと納税で届いたラム肉ではありませぬか!」
わーい(๑>◡<๑)
肉祭りじゃー