ぴぴらいる鉄道事業部 トロッコ課!

1/1スケールで工作するのー。そして薪割り係で焚き火ステーキ係で、保線員で、お花担当ですっ!

ライルランド冷却システム稼働〜巨大ダム崩壊の危機を救えっ!

〜前回までのあらすじ〜

昨夏の熱波を、サビにより水漏れする塩素発生器ど巨大冷却槽で耐え忍んだライル一行。

そして、今年は…

「た、大変ですっ!梅雨が急に明けて熱波が…わぁぁ!」

という訳で、熱波がひと段落するまで、DIYで取り付けた部屋のエアコン頼りでぬくぬくとエルデンリングと原神してたのだけど…

「ボクは少しの熱波のなか休みも見逃さないっ!今がチャンスだっ!」

※完全な出しそびれですよね…

補修作戦

「出そびれの理由の一つは、このイスカンダルebay店からやってきた コスモクリーナー 塩素発生装置 が昨年度からの水漏れで故障中なのだっ!一体昨年の担当者は何をやってるんだっ!」

それボクですけど黙っておこう…。昨年は接着が甘くて、タイラップで無理矢理締め付けて誤魔化したんですよね…

※おいっ!

そもそもですね、このメンテ不能な構造がおかしいから改造しようと毎年悩んでるんだけど、新設計の後期型パーツは見つからないし、塩ビパイプで改造できそうなんだけど微妙に径があわないしで…

そして、今年も改造は諦めて組み上げた。

「二、三日、いや遅くとも一週間以内に塩素消毒を始めれば大丈夫っ!」

水道水の水質はすごいですよねっ!

今週のお題「人生最大のピンチ」

だが暫くすると、思わぬ所で次なるトラブルが起こった!

「ライル殿っ、大変ですっ!冷却層が決壊しましたっ!プラパーツが破断し…うわぁぁぁ!」

ちょっと待って、そこに6トンの水が入ってるんだけど…

「おのれぇぇ、ライルランド転覆を企む帝国軍の工作員の仕業に違いないっ!ここに人為的な亀裂を入れるとは許せんっ!」(`・ω・´) シャキーン

※劣化です

「幸い大決壊には至っていない...」

大崩壊が起こらないように忍び足で、ホームセンターから適合しそうな 塩ビのチーズ 分岐パーツ 調達してきました。

38mm,32mmの良い感じのインチサイズなんだけど、ジャストだと少しきついのか…

「木工旋盤でも有ればテーパー付きの治具作って、パイプ径広げられるのに…」

仕方ないので一回り大きなサイズの丈を詰めて合わせることに。

※丈じゃないっ!

「これをピンがはまるように加工してと。」

※だが、このピンが如何に重要な役目を果たしているかなどこの時のライルには知る由もなかった…

「適合したっ!これならいけるっ!ライル行きますっ!ピンはフレームを嵌め直してから入れますっ」

えっ?

で無理矢理6トンの水を溜めたまま、キツキツパーツから加工パーツにぐいっとはめかえようとしたんですが、案の定決壊しました

「ここはボクが止めるっ!うわぁぁぁ!無理ですっ、ダメでしたぁぁぁ」

モナ「運命は占星術で決まっているのですっ!この水難の相からは決して逃れられないのですっ」

力技で元に戻そうとしたんだけど、なす術もなく完全決壊しました…(´・ω・`)ショボーン

「うわぁぁぁ、ライルのバカバカっ!6トンに敵う訳ないのに…」

この間10分ぐらい、急激な崩壊を食い止めようと必死に6トンに抗って死ぬかと思った...ゼーハーゼーハー

幸いこのエリアは以前打設した透水性コンクリートなので、大量の水でも染み込むのが不幸中の幸い。

もはや水を抜かないと何もできないのでやむなく完全に抜いた。

「もうこれ以上水道を無駄にできない…」

「ここはもう線状降水帯に賭けるしかないっ!」

_人人人人人人_
>線状降水帯に賭けるっ!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

ソルトウォーターシステム

でやっと本題のこれに取り掛かるです。

「これはプールを塩水にしておいて、電気分解して塩素を定期的に発生させる装置なんです。」

だだし、初期型モデルなので、パーツ交換を考慮してない困った構造なんですよね…

とにかくきっちり前回のシーラントをクリーニングしてと

「内部のサビは今年は見なかったことにしよう...」

そしてシーラントで再接着。

前回の反省を活かしてガッチリと圧着しましたっ

そして雨乞いの甲斐もあり、奇跡の線状降水帯な土砂降りを有効活用しつつまた溜めました。

「初めて豪雨がありがたく思えた…」

雨水で100mm以上水位を稼ぎましたっ。(`・ω・´) シャキーン

雨水だと尚更早く塩素殺菌しないとヌルヌルしてくるのですよね。

そして塩を25kg投入して、遂に今年も冷却準備が整ったのだっ!