〜消火栓凍結破壊事件のおさらい〜
昨年末ついに完成したライル特性の消火栓型散水栓。防寒もバッチリでこの冬を乗り越えるかと思いきや、まさかの凍結破裂で完成から数ヶ月で使用不能に。このまま使えない異世界遺産として朽ち果てていってしまうのか!
暖かくなってきて、このところせっせと寄せ植え飾ったり、種まいたり、植え込みにお花植えたりしてるじゃない。
となると庭に蛇口がないとお花の水やりに不便なんだよねぇ。せっせと、裏庭から遠路はるばるバケツで運んでくるしかないし。
このライルランド南部地方はトロッコ路線が開通してない、文明に取り残された未開の地なのだ。。。
というわけで、実は先日からちょこちょこと、凍結破壊した消火栓の破損調査隊をしてるのね。もちろん襲い来る花粉をマトリックスばりに避けながら。
「消火栓本体は分解すること想定して作ってないからどっからかかったもんじゃろのう....。足元はグラつきを抑えるのにコンクリで石化ゴーレム加工してもうたし...」
シャーマン「まずは切断した遺体を掘り起こして、死者の霊を呼び覚ますのじゃ!」
※切り離した水道管を掘れと言っております。
そのミイラの包帯を剥がしてと。
切断面と感動の再開。すぐ直すつもりだったから汚れないようにビニール巻いておいたのね。
で長さを合わせて、元栓付けるように改良工事。
このU字部分を後からくっつけて、既存配管に割り込む作戦!
こんな感じのU字工事!
で右が元栓側なんだけど、止水キャップで暫定的に止まってる水道管をもう一度切ってと。
当然配管内の水が漏れ出てくるけど、もちろん大本のバルブを止めてあるから大丈夫。
ここにU字以外をくっつけてから、U字部分をくっつけるとあら不思議。
配管に割り込み完了。(`・ω・´) シャキーン
このバルブにアクセスできるように塩ビパイプを地上まで出しておいて、土を戻してと。
そして、早速再起動テスト!
止水栓ひねってみると..
「うーん。やっぱり消火栓内で漏れてますね...」(´・ω・`)ショボーン
バルブの塩ビがそのまま顔をだしてるのはちょっとやだなぁ。
「はっ、ライル閃きました!このガラス玉をだなー、えい!」
すごく不安定感があるけど、塩ビ管は封印された。
いずれかっこいい台座を作ってやろう(`・ω・´) シャキーン
問題はここからなんだよねぇ。
水道バルブのギミック組み込む過程で、パーツを固定しながらつくっちゃってるからねぇ。なので、ボルト全部はずしても、中にそう簡単にアクセスできないの...
それでもまずは上のジョイントを外しつつ。
下のジョイント部はボルト外してもどうしても抜けなかったので、配管をノコでぶった切ってやっと本体が外せたお。
ここまで剥がせたらこっちのもの。一旦ここにソケット接着して、その先ちょうど余ってた配管ねじ込んで止水キャップで止めてと。
「よし、出力開放!」
どーーーん!
げ、止水キャップ接着し忘れてた...砲弾の如くすっ飛んでってチョー怖かった...
「覗き込んでたらマジ失明やった」((((;゚Д゚)))))))
止水キャップを接着し直して、再試験
「うーむ。水漏れしてないだと?....」(΄◉◞౪◟◉`)
「とうことは本体か....でも本体はエルボも一箇所しかないし、それこそ防寒対策バッチリなんだけどなぁ」
ベトベター(イチゴ味)で固めた配管をこじって、やっとの事で外してみたらついに原因が。
「ちょちょちょちょ!ええええええええええ!!!!!!!!!」
割れたのは塩ビ管の接合部かとずっと疑ってたんだけど、実際にはメタルのバルブ本体に大きなひび割れがががっ!((((;゚Д゚)))))))
「こんなものが割れるとは。確かにここは防寒対策が手薄。」
手薄なバルブ本体を狙って来るとはなんて奴らだ!許さんっ!