〜前回までのあらすじ〜
高度4000mmの酸素の薄い上空で、根太の間に転び止めをうち止めたライル一行。
その効果は絶大で、フレーム全体が剛性を増したかに見えたのだったが…
時空の歪み
「この柱の歪みはっ？」
なんかしばらく置いておいたら、奥の柱と並行が狂ってるんですけど…
「おのれぇぇ、ファデュイの仕業かぁぁぁ」
「適当な端材を打ち付けて、無理矢理番線で枝に引き寄せるという禁忌の作戦を決行するのだっ」(｀・ω・´) ｼｬｷｰﾝ
そして少し下には、トゲトゲ森が広がってて、これも冬の間に誘引し直さなきゃいけない気がする…
対岸の観測所初号機とは、そのうち特大のブリッヂで繋げようっと。
この木のセンター部分の枝に棒を引っ掛けて、暫定の足掛けにしたところ、取っ手としても使えてすこぶる便利になりましたっ！
「こ、これは天才的発明っ！ここが上り口なのかっ？」
帝国軍の暗躍
ここまで床板をあげたところで、ステンレスのコーススレッドを買いに行ったらところ…
「えっ？箱は売り切れですって？そんなバカなっ！」
さては、帝国軍に先を越されたか…
「したかないから、その小分けのビス下さい…」（´・ω・｀）ｼｮﾎﾞｰﾝ
「これじゃ、何発かしか打てないじゃないか。」
でも何枚かスノコを並べると、俄然安定感が違って元気が出てきましたっ！(๑>◡<๑)
残ってた端っこの転び止めを叩き込んでと。
「この地点は、下に枯葉が積もってるし、うっかりアサシンクリードばりに、イーグルダイブしてしまう日が来そうでチョー怖い。危険箇所のマークをしておこう」((((；ﾟДﾟ)))))))
※早くその出っ張りとりなはれ
「この幅が有れば、もう寝そべられるねっ。」
ロープを一応掛けてるけど、安心感が出てきて、フリーでも居られるようになった。
そしてツリーハウスに月が登った。
