〜前回までのあらすじ〜
スペインからの刺客、無敵の海産物の大群を見事にパエリアにして浄化したライル一行。
だが照りつける太陽のなか、敵は新たな刺客を送り込んできたっ。
「冷凍ピザセットが宅配便で送られてきただとっ!冷凍庫が所有者不明の謎アイスと少々の肉塊で保管スペースがないのに、一体どうすれば…」
そもそも焚き火ステーキじゃないなっ!
石窯ピザ
石窯作ってすぐの頃は、よく自分で生地練ってピザ焼いてたんだけど、最近すっかりご無沙汰のピザ。
「なにせ石窯の温度をガンガン上げなきゃならないから薪エネルギー効率が悪いし、生地伸ばしや焼くのに忙しくてポーション飲んでる暇ないし…」
「今回は、いつものようにロケットストーブで下から火をつけ上昇気流で窯を温めるんじゃなくて、直接窯の中で熾火をおこす作戦にしましたっ!」
ゴォォォォ
「来たっ!」
そして後は石窯に任せて、人間はエアコンの効いた室内に一時退避。
「だって日中の屋外は暑すぎるんだものっ!」
「石窯内部にはトップとサイドに埋め込んだ熱電対と、扉にはバイメタルの温度計つけてあるんだけど、arduinoか何かに熱電対繋げて、屋内までwifi飛ばしてリモート計測できるようにしたいですっ!ボクもIoTしたいですっ!」
「そろそろいい温度かなっ?」
そしたら、熾火を端に寄せて、ざっと床を拭いたら冷凍ピザ投入。
※この人どんどん作業を端折ってる…昔は記事をこねて伸ばしてしてたのに....
「だってだって、あのピザ生地クルクル回して伸ばすやつ、本職みたいに上手くいかないんだもん!」
ピザを取り出すピザピールってのも、カヌーのパドル作る要領で木で作ったんだけど、Amazonに普通に売ってるからそれも買ったのですよね。
焼けたっ?
後で気がついたんだけど
「あれ?暗くて気付かなかったけど、実は最初から焼けてる疑惑が....」(-_-)
そういえば、石窯焼きってパッケージに書いてあったしね
「ということはこれはそもそも石窯で焼いた冷凍ピザかっ!温めるだけでいいのか!」
それをわざわざ石窯で再加熱することで、当社比二倍の石窯成分が注入される訳ですね。
焼き始めた以上は、気にせずバンバン焼いてしまおう。
クリップライトは移動できるので石窯シフトに。
でも夏場はカナブンがぶんぶんライトに集まってくるという課題があります。
「短期決戦で焼き上げないとっ!」
体力回復ポーションは、ジンジャーワインを投入しましたっ。
「甘くて美味しいっ!暑さで奪われたHPがみるみる回復していくっ!」(`・ω・´) シャキーン