〜前回までのあらすじ〜
無重力下のアーム調整に四苦八苦するも、ついにスペースランデブーに成功したライル一行。
そして一方では、ライルランド全域のwifi改善計画が極秘裏に進んでいたのだった。
wifi増強計画
さて木造PCは有線LANで繋げてるし無線要らないんだけど、USBのbluetoothドングルが邪魔で結局m2スロットのwifi+アンテナを4000ルーンで召喚しました。
「ライルのバカボカっ!こんな事ならやはりオンボードwifiのマザボにしておかばよかった…。」
スロットはグラボの裏にあるので一旦外してから、アンテナの極小スナップでカードに留めるのに苦戦しつつも取り付けた。
「アンテナはそこらに転がしておけば良いよねっ!」
MiniPC
さてここからが戦いの本編。
だいぶ前に$170ぐらいでファンレスミニPCなるものをアリババから召喚してみたんですよね。
「こんな筐体にcelerin j4125なるCPUが乗ってて、さらにLANも四つもついてるだとっ!」
くっくっくっ、これをルータに仕立てれば回線速度が4倍だっ!
「おいちゃんこれくださいっ!」
と召喚したことすら忘れた頃に届いた。
「とりあえずバラしてみるか…」
※開封後すぐにドライバー回す癖やめなさいっ!
「おお、これはコンパクトですねっ」
ファンの代わりに筐体が放熱フィン状になってて、celeronなので発熱も少ないのでこれで冷却できちゃうんですね。
そしてプリインストールの中身は信用せずに、すぐ準備しておいたusbでブートしようとするも…
「なにこのpfsenseって…」
そのプリインストールのpfsenseなるものがブートしちゃって、ブータブルusbの立場ががが。。。
「上がると、usbの中身は見えるんだけど…」
どうしてもブートデバイスとして認識してくれないし、そもそもBIOS画面が出てこない。
「もうだめぽ…わかったDELキー連打かっ!」
これでやっとBIOS設定ができるっ!
ところがこのアメリカかぶれのBIOSにたどり着いたものの、やはりusbを認識してない。
「ぐぬぬ、おかしいな。usbさせば一瞬で終わるはずのインストール作業なのに…まさか、これは異教徒の呪いかっ!」
地獄のブートローダ
そしてあれこれ一週間試行錯誤して、ついにUEFIのコンソールからusbをマウントできることが判明したっ
「UEFIにMBR、すべての用語が謎すぎる...くっ眠気がZzzzzzzz」
遅いくる眠気と戦いながらUSBのフォーマットをUEFIブートにしてみたりした気がする。
「こいつがブートローダーかっ!」φ(..)メモメモ
そして並行して、全然勝てなかった宿将ニアールと火の巨人も撃破して(`・ω・´)シャキーン
「メリナのお陰で、封印されし古のインストーラが遂に動き出したっぽい。」
やっとubuntuサーバってのが入った。
「OSさえ入ればどうにでもなる!」
でもそんなことは全然なかった...
地獄のネットワーク設定
でLANを二つづつ束ねてbondingしてと。
「これで通信速度が倍速だっ!netplanてyamlをいじるのね…全くIPv6もlinuxの設定作法もわからないっ…」
そのネットワーク設定やらFW/IPマスカレード設定をするのにさらに一週間の悪戦苦闘を強いられた....。物理工作してないから写真取ってないけど。
苦難の末に一式がやっと導通したところで...
「個々ぞとばかりにLANケーブルも新調して、使いにくかったelecomのルータは撤去してと。」
実は間違えて召喚したtplinkのルータが限定的にDSliteってプロトコルで使えることが判明したので、これと自作ルータと並列に並べて色々テストすることにした。
「でフックが合わないからまたここを木造化してと」
でこれをひっかけてと。
これと並列に、やっと動き出したファンレスルータを設置すればいけるはずっ。
さて2系統できちゃったインターネット回線をどう使い分ければいいのかな....