〜前回までのあらすじ〜
巨大ポークを味付けグリルで鎮魂し、真夏の酷暑の中、貴重な勝利をつかんだライル一行
だがそんな、あの骨付き巨大肉塊幹部が姿を現した!
「き、貴様は、メガラムラック!」
「くっくっくっ、外はマグマ遺跡の熱帯夜。ライルめお前に残された
「しまったぁぁぁ。賞味期限までもう時間がないっ!このまま熱帯夜明けのチャンスを待っていると『腐肉の黒ミサ』に、ライルランド全土が飲まれてしまうっ!」
>腐肉の黒ミサ!<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
※一体どういう危機なんだっ!
超硬枯れバラ
危険極まりない超硬枯れバラの剪定枝もたまってるから、ぬるい外気に決死の覚悟で飛び出して聖なる火をつけた。
「ぐぬぬ、暑いっ!」
だが、外は相変わらず、
「えいっ!...だめだ、勝てない....」
こうなったら一か八か、ボディーを冷却しながら戦うしかないっ!
「『心頭を滅却すれば火もまた涼しっ!』ライル秘奥義、水の型!心頭滅却!」
※プールでの物理冷却ですやん!
メガラムラック
「そして襲い来る地獄のメガラムラックの肋骨に、いつものように塩胡椒と、庭で摘んできたローズマリーを塗り込んで弱体化させるっ。」(`・ω・´) シャキーン
「心頭を滅却すれば火もまた涼しっ!心頭を滅却すれば火もまた涼しっ!」
…
「うむむとろけるマグマの輻射熱で全然涼しくないっ!このままでは精魂人形モニカ🧸にまたやられてしまうっ!ぐぬぬ....だが火力のあるうちにラムラック投下しないとっ」
ラムの外側は脂身で、ラムの脂身沸点が低いので近所のマグマですぐ火がついちゃうの。
そこを職人さんの巧みなトング使いで華麗に避けるが、その職人さんの命が熱中症的に危ない!
「どうなの?豆助!!!」
そして蓋をしてじっくりスモーク通しつつの、脂落としながらの焚き火オーブン焼きに。
グッドラック
ラムはビーフよりも火を通し気味のが美味しい派なのでじっくり焼いてと。
「時が来たかっ!」
これは塩加減がジャストの、素晴らしい焼き上がりっ!
火の通りはこんな感じ。
バラしたラムチョップにしないで、ラムラックの塊のまま焼くのが、ボクのここ最近のお気に入り。
「脂で火が燃え移らないように、火加減とこまめな移動がポイントなんです。」
「ふー。恐ろしい敵だった!物理冷却がなければ、メガラムラックが焼ける前にボクが焼かれていた…」